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「みずいろの町」本宮を水害から守ろう
第1回阿武隈川本宮左岸地区まちづくり懇談会開催。

本築堤実現に向けて、まちづくりと一体となった方策を
模索するための懇談会を設立しました。

 10月22日(月)本宮市役所において「第1回阿武隈川本宮左岸地区まちづくり懇談会」が開催されました。
 本宮市を流れる阿武隈川の左岸地区は市街地にあり、これまでもたびたび水害に見舞われていました。近年においても昭和61年、平成10年、平成14年と相次いで想定規模に迫る集中豪雨があり、堤防を超えてしまう寸前まで洪水流が押し寄せています。地域の皆さんからの一日も早い治水対策の要望があるのと同時に、国の『阿武隈川水系河川整備計画』でも整備の必要が認められています。
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昭和61年8月の洪水により特殊堤防天端に迫る勢い
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平成10年8月・安達橋、昭代橋付近の洪水のようす。
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平成14年8月の洪水の様子。不安そうに洪水を見守る地域の方々。

 しかし、この地域は市街地にあり住宅や入り組んだ路地も多く、これまで通りの堤防整備方法では、想定できる範囲においても、住民の方々の生活に何かと不都合や影響があると予測されるため、まちづくりと一体になった計画が求められていました。その最善の方策を模索するために、多くの方々の知恵を計画に反映させていただこうと、地域住民代表、学識経験者、本宮市、福島県、国土交通省で構成する「懇談会」が発足。同日、現地調査と活発な意見交換が行われました。

検討地区となった3つのゾーンの現地調査からスタート。

 堤防整備検討地区は百日川から鳴瀬までの約2.2km。築堤高、背後土地利用、県道(商店街)との距離、まちづくり計画などの地域特性に合わせて3つのゾーンに分かれています。各委員は実際に検討地区に立ち現状をその目で確かめました。
  百日川から昭代橋間のAゾーンは、本宮市の都市計画・都市計画マスタープランではそれぞれ「住居地区・既成市街地」と位置付けられており、地盤が低く、堤防沿いに家屋が密集。堤防上の道路は市道として利用されています。
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百日川から昭代橋間のAゾーン
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Aゾーンを確認する当事務所長
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奧に見える橋が昭代橋
 次のBゾーンは昭代橋から薬師堂付近まで。こちらは「近隣商業地域・中心複合ゾーン」で本宮市「まちなか再生事業」の対象区間。県道沿いは中心市街地の商店街。川沿いには家屋が連なっていて、川沿い道路は生活道路として頻繁に使われています。 photo
Bゾーンは昭代橋から安達橋・薬師堂付近まで
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川沿い道路は生活道路で家屋が連なっている
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安達橋下付近が中心
 Cゾーンは観音堂付近から鳴瀬地区まで。それぞれ「住居地区・既成市街地」となっていて、こちらも堤防沿いに家屋が連なり、堤防上の道路は比較的広めでした。
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観音堂付近から鳴瀬地区までがCゾーン
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河川敷のあるCゾーン
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右手に見えるのが上の橋

 現地調査を終えた各委員は担当者に、予定の築堤高や予定道路の幅など、早くも具体的な質問をしながら状況分析を行っていました。


早期事業着手に向けて、さまざまな要望や意見が出されました。

 会議の冒頭では河川整備計画やまちづくり計画の概要説明が行われ、堤防整備に伴うさまざまな課題克服のために、まちづくりと一体となった治水対策が必要であり、この懇談会が果たす役割の大きさを確認しました。

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植田当事務所長も委員
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長林座長と各委員
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まちづくり計画の概要説明
 その後、懇談会の検討内容と進め方、検討地区の現状を踏まえた上でのまちづくりの方向性を了承。引き続き意見交換が行われました。委員からは「堤防の整備はもちろん、川と対話ができるようなまちづくりを考えて欲しい」「どの程度まで立ち退きが必要なのか、具体的に知りたい」「維持管理しやすい河川整備を考えて欲しい」「他の地区での整備例はどんなものがあるのか」「どんな感じになるのか、具体的なものを見ないとわからない」などの意見が出され、次回開催予定の11月下旬か12月上旬までに、より具体的な整備案を提示することになりました。
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活発な意見交換が続く
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まちづくりの視点が大切との意見も

 今年度中に堤防整備などの治水と具体的なまちづくり案をまとめ、来年度からは実際に事業化を進める予定となっています。

参考資料) 検討地区のゾーン区分(PDF)

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