2006/04/07 17:15 【防災情報】山形県及び山形河川国道事務所防災情報（第２報）

山形県朝日町字大船木地区地すべり発生について

　本日、山形県朝日町字大船木(字深田)地区において発生した地すべりについて、地すべりの専門家^※ による現地調査を実施し、下記のとおり監視体制を強化するとともに当面の対応を決定しましたのでお知らせします。

※　独立行政法人　土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム藤沢上席研究員

【検討内容(概要)】

　１地すべり概要
　（１）現地の状況は大きな地すべりは、延長３０ｍ弱にわたり道路（県道　
　　長井大江線）がずれ落ち、最上川に押し出している。
　　（２）地すべりの大きさは長さ約１００ｍ、幅６０から７０ｍ、深さ２０　
　　から２５ｍである。
　　（３）今後の調査は、地すべり上部等に発生した亀裂に伸縮計を設置し、地　　　　　　　　
　　すべり状況を監視する。

　２当面の対策と対応機関

（１）地すべり対策（沢水処理及び横ボーリング）：山形県農林水産部

（２）計測計器による監視（伸縮計設置及び監視）：国土交通省

※当面、県道の通行止めを継続して実施し、地すべり対策及び監視結果をふまえて、復旧にとりかかる予定です。

【現地調査並びに検討会出席者】

土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム

　山形県農林水産部、土木部、村山総合支庁
　　　　　　朝日町
　　　　　　東北地方整備局　河川部、山形河川国道事務所

＜記者発表先：山形県政記者会＞