緊急情報/防災情報 |
平成20年6月19日 14時00分 |
東北地方整備局 岩手河川国道事務所 |
砂防防災情報 (非常体制) 岩手県内陸南部を 震源とする地震災害について(第13報) |
平成20年6月14日の「岩手・宮城内陸地震」により、磐井川の市野々原(いちののばら) 地区で発生した"天然ダム"の対策状況について、お知らせいたします。 岩手河川国道事務所では、排水ポンプの設置作業等を実施しておりますが、13時25分、排水ポンプ(1台)により排水を開始しましました。 今後も、24時間体制で作業継続し、早期排水に努めて参ります。 |
1.市野々原地区の状況 ・天然ダムによる湛水位と背後地(水田等)の地盤高の比高差は約9m ・これまでのところ、現地状況に大きな変化は見られません。 2.本日の作業状況<13時30分現在> ・排水ポンプ6台、現地搬入完了 ・この内、排水ポンプ1台は、設置完了し、13時25分より排水開始 ・市野々原地区のほか、国道342号の矢櫃(やびつ)ダム直上流の大規模土砂崩落箇 所でも、無人化施工機械(2台)で復旧作業を実施中。 ・"天然ダム"の決壊に備え、被害軽減のため大型土のうを2箇所(穴滝橋左岸下流、 厳美渓左岸上流樋 ノ口地内)に設置中。 3.今後の予定 ・市野々原地区の排水作業は、本日中にポンプ6台を稼働させる予定。 ・仮排水路の設置作業(掘削作業など)を継続実施する。 ・国道342号(矢櫃ダム直上流)の大規模土砂崩落箇所については、早期復旧 を目指し作業継続する。 4.岩手河川国道事務所の体制 ・非常体制(河川) 5.その他 ・引き続き、地震・防災情報に注意して下さい。 〈発表記者会:岩手県政記者クラブ〉 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 盛岡市上田四丁目2-2 技術副所長(河川担当) 稲葉 護(204) 調査第一課長 若公 崇敏(351) (直通TEL:019−624−3166) |