記者発表資料
平成18年5月16日
新庄河川事務所


「第1回秋山沢川排水樋門技術検討会議事概要」について


 東北地方整備局新庄河川事務所は、本日仙台市内において、「第1回秋山沢川排水樋門技術検討会」を開催しました。
 会議終了後、座長が記者発表を行いましたので、お知らせします。

第1回技術検討会
 日 時:平成18年5月16日(火) 午後1時30分〜午後3時30分
 場 所:KKRホテル仙台 2F 磐梯
 議 題:@秋山沢川排水樋門整備及び築堤整備事業の背景と工事概要について(説明)
     A技術的対策検討の進め方について
     B治水機能への影響について   等

■標記会議での議事概要は下記のとおり

 ★工事による影響内容は下記のとおり確認された。
  ○樋門本体の品質は満足されており、逆流防止機能が確保されているため治水上の大きな問題は無い
   が、以下については技術的対応が必要と考えられる。
    @治水の安全性に及ぼす影響
     秋山沢川の水位上昇(計画水位内)が考えられる。
    A構造の安全性に及ぼす影響
     低水護岸の根入れ不足による構造の不安定性が考えられる。
    B今後の施工に関する影響
     下流堤防計画との整合が必要と考えられる。
    Cその他の影響
     民生安定上、住民の不安を早期に解消することが望まれる。

 ★今後の進め方
  ○検討会は工事完成まで継続設置する
  ○第2回検討会は5月22日に山形市で開催
  ○次回の会議において、影響回避のため、種々の対策提案を行い検討し、早急に最適な対応策を策定す
   ることとなった。


問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局 新庄河川事務所
   п@0233−22−0251〜0254
  
技術副所長   小松  寿 (内線204)
 
工務第一課長  橋 京子 (内線311)