記者発表資料 |
平成18年4月25日 |
郡山国道事務所 |
安定した稼働「中山峠風力発電設備」 〜 運転開始以来安定した発電を行い、ロードヒーティングの経費節減に効果を発揮 〜 |
東北地方整備局郡山国道事務所が、平成11年3月猪苗代町大字山潟に設置した中山峠風力発電設備(最大出力250kW)について、この程平成17年度の運転実積をとりまとめたので、その概要をお知らせします。 ■風力発電による年間発電量は例年並みの 43.0万kWh になり、301t相当の二酸化炭素(CO2)排出削減効果(一般家庭143戸分、自家用自動車120台分 (ガソリン130kl分)相当)が得られました。 ■期間別発電状況は、冬期間に年間発電量の6割程度であり、ロードヒーティングで 電力使用量が多くなる時期と一致し、冬期交通安全確保に貢献しました。 ■風力発電による電力は中山トンネルに20.1万kWh(2,350千円相当分)を供給し、 余剰電力22.9万kWh (2,650千円)を売電することにより経費削減できました。 |
期間別実績では12月から3月までの冬期間の発電量が多く、この冬期4ヶ月間の発電量は年間総発電量の約6割の発電量となっており、ロードヒーティングで電力が必要な時期と一致し、システム全体として効率的な稼働状況となっています。 不安定な自然風を利用する風力発電ながら、年度毎の変動幅も比較的小さく順調な発電を続け、冬期交通安全確保に貢献しております。 |
今後とも環境に優しい道づくりに努めていきます。 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 郡山国道事務所 024(946)0333 技術副所長 寺舘 和夫 (内線205) 管理課長 今野 悟 (内線431) 電気通信課長 早川 隆男 (内線391) |