記者発表資料
平成18年3月29日
新庄河川事務所


河川が氾濫した場合に浸水が想定される
区域と水深を公表!
(最上川水系 真室川・金山川)


 
 


「浸水想定区域の指定・公表」

  水防法が一部改正(平成17年7月1日施行)され、国土交通大臣は、洪水時の円滑かつ迅速な避難
 を確保し、水災による被害の軽減を図るため、特別警戒水位を定め(7月1日真室川町長、金山町長へ
 通知済み)水位情報を通知及び周知する河川について

  ○ 河川の洪水防御に関する計画の基本となる降雨により河川がはん濫した場合に浸水が想定
   される区域を「浸水想定区域」として指定する。
  ○ 浸水想定区域及び想定される浸水深を公表するほか、関係市町村長に通知する。

 こととなりました。                                                                                         
                                                                                        
  真室川町は平成10年に、昭和50年の真室川災害の実績をもとに「洪水ハザードマップ」を作成してい
 ますが、その後の河川改修や大きな被害をもたらした平成16年洪水の実績を加味して計算を行っている
 ことから、精度向上により、今後の災害時において被害が軽減されることが期待されます。また、金山
 町においても、町内で始めて浸水想定区域が指定されたことで「洪水ハザードマップ」の整備促進につ
 ながり、水災による被害軽減が図られることが期待されます。

  また、同日付で公表する浸水想定区域と浸水深を関係する真室川町長、金山町長あて通知するとと
 もに、東北地方整備局と新庄河川事務所で縦覧いたします。
 
  なお、浸水想定区域図は、当事務所 調査課で配布予定です。 


問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局 新庄河川事務所
新庄市小田島町5−55
0233−22−0251
 副所長(技術) 小松  寿 (内204)
 調査課長    近岡 信一(内351)