「石子沢川流域の総合的な治水対策に関する第２回検討会」の開催について

　中山町を流れ最上川に注ぐ一級河川石子沢川では、平成１４年７月洪水など近年の出水において、低平地への宅地開発に伴う内水被害が発生しております。また、中山町においては流域内の開発計画が具体化されてきており、土地利用計画もあわせた、総合的な治水対策が必要となっています。
　このような状況のもと中山町・山形県・国土交通省が連携し、土地利用計画との調整も含めた総合的な治水対策を検討し、石子沢川における最適な整備計画を樹立するために検討会を設立(H17.6.16)し、検討をすすめています。
　つきましては、第二回検討会を下記のとおり開催しますのでお知らせします。

                                記

１．名　　称　　「石子沢川流域の総合的な治水対策に関する第二回検討会」

２．開催日時  　平成１８年３月２日（木）  １３：３０～１６：００の予定

３．開催場所　　パレスグランデール（２Ｆチェルシーハウス）

《検討会次第》　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　  １．開会あいさつ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　  ２．出席者紹介
　  ３．第一回検討会以降の検討経過について（報告）
　  ４．検討事項
　    １）平成14年7月洪水時の内水氾濫要因について　　　　　　　　　　　　　　　　　
　    ２）石子沢川における総合的な治水対策の考え方について（役割分担）　　　　
　    ３）総合的な治水対策の検討
　      　・検討内容について
　        ・基本高水の検討（流出量と将来目標治水安全度）
　        ・自己流対策、内水対策の検討
　        ・流域対策の方向性について                                                              　    ５．今後の予定について
　  ６．閉会あいさつ

＊基本高水とは：河川の各地点に、ダムや遊水池、放水路など洪水量を調節する施設が無い状態で流出してくる流量のことで、そのピーク流量は治水計画を立てる上で基本となる流量です。

＊自己流とは：支川（石子沢川）そのものの流れのことです。
＊内水とは　　：洪水時に本川（最上川）水位が上昇し、支川（石子沢川）のスムーズな　　流下が困難となり、氾濫する現象です。

《検討会委員》
　山形大学農学部　　　　　　　　　　　　　　　　教授（座長）　大久保　博
　東北大学大学院環境科学研究科　　　　　助教授　　　　風間　聡
　中山町　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　町長　　　　　宇津井　弘治
　中山町町議会　　　　　　　　　　　　　　　　　議長　　　　　工藤　芳夫
　山形県土木部　　　　　　　　　　　　　　　　　部長　　　　　池田　隆
　東北地方整備局山形河川国道事務所　　　所長　　　　　高村　裕平　