第２回田瀬ダム水源地域ビジョン策定委員会の開催について

平成17年1月17日設立の「田瀬ダム水源地域ビジョン策定委員会」（委員長：富士大学経済学部　髙橋薫教授）の第２回委員会を下記の通り開催します。
今回の委員会では、ビジョンの骨格となる基本方針についての討議を行うこととしています。
記
１.開催日時　　平成１７年　１０月１３日(木) 13:00 ～ 16:00
２.開催場所　Ａコープとうわパレスまほろば
岩手県和賀郡東和町土沢６区１０８－１
３.次　　第　　別紙－1参照

　現在、田瀬ダム水源地域を対象に自立的、持続的な活性化のための行動計画である「田瀬ダム水源地域ビジョン」を策定作業中です。
　策定にあたっては地域住民、学識経験者、関係行政機関、流域の自治体及びダム管理者からなる策定委員会（設立：平成１７年１月１７日　委員長：富士大学教授髙橋薫）により進められています。
　今回の委員会では、これまでに実施した委員会、現地視察会、アンケート調査、座談会で出された意見をもとに、ビジョンの骨格となる基本方針についての討議を行うこととしています。

○ダム水源地域ビジョン
　２１世紀のダム管理においては、従来から求められていた治水、利水だけではなく、水源地域の自立的・持続的な活性化を図り、水環境等に果たす水源地域の機能を維持すると共に、自然豊かな水辺環境や伝統的な文化資産等を国民が広く利用できるよう、ハード、ソフト両面の総合的な整備を実施し、バランスのとれた流域の発展を図ることが期待されています。
　このような背景を踏まえ国土交通省では、全国的な取り組みとして国土交通省、水資源機構の管理するダムを対象に、水源地域の自立的・持続的な地域活性化のための行動計画である「水源地域ビジョン」の策定に取り組んでいます。
　岩手県内では、御所ダム、湯田ダムにおいて策定を完了しており、現在、田瀬ダムを対象に策定作業を進めています。また四十四田ダムについても近々策定作業を開始する予定です。

　　発表先：岩手県政記者クラブ　花巻市政記者クラブ