記者発表資料 |
平成22年2月4日 |
仙台河川国道事務所 |
河川工事で発生する伐採木を無料提供します |
国土交通省仙台河川国道事務所では、管理する阿武隈川水系及び名取川水系の河川工事により発生する伐採木を無料で提供します。 河川内の樹木は、洪水時に水の流れの障害となり、更には倒れた樹木が下流の橋などに引っかかり洪水をせき上げるなど、治水上問題となります。また、最近では河川巡視の死角となり、ゴミの不法投棄の温床ともなっており、生態系に配慮しながら樹木の伐採を実施しております。 今後は、地域の皆様に伐採木を「家庭用ストーブの蒔燃料やキノコのほだ木等」に有効活用して頂くことを目的に、無料提供を実施します。 |
仙台河川国道事務所が管理する河川は、阿武隈川(宮城県内)、白石川、名取川、広瀬川、笊川の5河川、管理総延長は73.5kmとなっております。 伐採木は、必要な護岸工事、堤防工事等を実施する際に、支障となる樹木を伐採した際に発生します。 また、河川内の樹木は洪水時に水の流れの障害となり、更に倒れた樹木が下流の橋などに引っかかり、河川の水をせき上げるなど、洪水被害拡大の要因の一つともなっております。最近では、河川巡視の死角となり、ゴミの不法投棄の温床ともなっているため、河川管理上「河川を良好な状態に保つことを目的」に、生態系に配慮しながら、樹木の伐採を実施しております。 これまで、伐採木は処分場等で適正に処理しておりましたが、「家庭用ストーブの蒔燃料やキノコのほだ木等」として有効活用できることから、希望する地域の皆様へ伐採木を無料で提供し、ご活用していただく取り組みを行うことにしました。 提供の方法等については、こちら(385KB)をご覧ください。 ※発表記者会:宮城県政記者会、東北電力記者会、東北専門記者会 |
問い合わせ先 |
国土交通省 仙台河川国道事務所 仙台市太白区郡山5丁目6−6 ホ リ イ カズヤス 河川管理課長 堀井 一保 Tel (022)-248-4131 |