記者発表資料 |
平成20年7月28日 |
岩手河川国道事務所 |
「治水と文化財保護の両立のため 新たな河道掘削」に着手します |
この度、奥州市衣川区及び平泉町の衣川において、国土形成事業調整費が事業採択されました。この調整費により奥州藤原氏の重要な遺跡(接待館遺跡)を保全すべく、堤防ルートを変更し、新たな河道の掘削を実施します。これにより、遺跡の保全および流下能力能力の向上を図ります。 |
●事業内容 ・位 置 奥州市衣川区及び平泉町 ・事業の内容 用地取得、河道掘削 L=約430m ・事 業 費 580百万円 ●事業の効果 直近洪水の平成14年7月出水規模における低水河道整備が可能となり、衣川の流下能力向上が図られます。更に、洪水により流出が懸念されている接待館遺跡の保全を図ります。 ○国土形成事業調整費とは 国土形成事業調整費(以下調整費という)は、今年度から創設され国土形成計画に掲げられている主要戦略や地方再生、地域の自立・活性化の実現に資する事を目的に制定されたものです。 衣川地区においては、調整費により災害に強い地域の形成を目指します。 別添:遺跡保全のための堤防法線変更図 ![]() <発表記者会 :岩手県政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 岩手県盛岡市上田四丁目2−2 電話 019−624−3199(工務第三課直通) 副所長(河川担当) 稲葉 護(内線204) 工務第三課長 菅原 裕彦(内線321) |