記者発表資料 |
平成20年7月18日 |
鳴子ダム管理所 |
鳴子ダム管理所渇水対策支部の設置について |
鳴子ダム管理所は、ダム貯水率が4割を下回り引き続き降雨が少ないことが予想され、貯水率の回復が見込まれないため、平成20年7月18日13時00分鳴子ダム管理所渇水対策支部(注意体制)を設置しました。 |
1.気象・水象等の状況 (1)降雨状況(流域平均日雨量) 7月1日からの総雨量: 81.0mm 過去5ヶ年平均値 :243.4mm (7/1からの降雨平均) (2)河川の状況(荒雄観測所) 7月18日9時現在流量:5.34m3/s 過去5ヶ年平均渇水流量:2.57m3/s (3)鳴子ダムの貯水・放流状況 鳴子ダムは、発電及び江合川沿川のかんがい用水の安定的な取水 のための放流を実施しております。7月18日9:00現在の貯水位状 況は237.6m(貯水率37%)、過去5ヶ年平均では貯水位243.3m( 貯水率89%)となっています。 なお、放流量は利用者の方々と随時調整し運用してきました。 (参考資料:2008鳴子ダム貯水位) ![]() (4)河川環境への影響 このまま流量が少ない状況が続けば水質の悪化や河川に生息する 生物への影響が懸念されます。 2.当面の渇水対応について 鳴子ダム管理所では、当面以下の対応を行います。 (1)河川、湖面巡視の強化(河川環境、水利使用等の把握・監視) (2)気象及び水象状況の把握 (3)河川水質の把握 (4)各利水者の取水実態の把握(江合川) (5)関係機関との情報交換、連絡調整等 (6)広報(渇水情報等の提供) ※発表記者会:古川記者クラブ |
問い合わせ先 |
国土交通省東北地方整備局 鳴子ダム管理所 宮城県大崎市鳴子温泉字岩渕2−8 TEL:0229−82−2341 管理所長:柏谷 稔 (内線201) 管理係長:黒沼 俊一(内線332) |