記者発表資料 |
平成19年12月21日 |
能代河川国道事務所 |
大川目沢橋工事で橋桁が繋がりました 〜 日沿道(大館北〜小坂)の工事が着々と進んでいます 〜 |
整備が進められている日本海沿岸東北自動車道[大館北〜小坂](延長14km)には5つの橋があり、そのうち2橋が完成しており、さらにこの12月に2橋が完成し、現在工事中の「大川目沢橋」が最後の橋です。大川目沢橋は、大館市大川目沢に建設される鋼鉄製の橋で、橋の長さは5橋の中で最も長い431mです。 現在行っている上部工工事(橋桁を造り架ける工事)は、今年の3月に桁の工場製作に着手、現場での架設が6月から始まりこの度完了し全体が繋がったものです。今後は来年1月から5月末までは、現場周辺で確認されている猛禽類の生息に配慮して工事を中止し、6月に床版(車の走行面)工事から再開し12月完成を予定しております。 現場は、主要地方道・大館十和田湖線(樹海ライン)の茂内屋敷地区から約8km入った山間部であるため、資機材運搬等大変厳しい条件のもと、自然環境に配慮しながらの工事であり、今後も安全第一に工事を行っていきます。 《大川目沢橋》 ◆諸 元 ・橋 長:431m ・有効幅員:10.5m ・橋梁形式:鋼7径間連続ラーメン2主鈑桁橋 ◆工事経緯 17年 1月 下部工工事(橋桁を載せる橋台・橋脚を造る工事)着手 18年10月 上部工工事着手 19年 1月 下部工工事完成 19年 6月 上部工架設開始 ◆特記事項 省力化・経済性等のため下記構造・工法としています。 ・従来に比べ少ない桁数・・・主桁2本 ・床版・・・PRC床版 ・中間橋脚は、鋼鉄製の橋桁とコンクリート製の橋脚を一体化した複合ラーメン構造 ・トラベラークレーンによる桁の架設 ※ 完成予想写真・現場写真はこちら(210KB) <お知らせ先:能代市記者クラブ、北秋田市記者クラブ、大館市記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 能代河川国道事務所 〒016−0121 能代市鰄渕字一本柳97-1 TEL 0185−70−1001 FAX 0185−70−1273 道路担当副所長 斉藤 文憲 (内線205) 工務第二課長 渋谷 正之 (内線411) |