記者発表資料 |
平成19年11月30日 |
七ヶ宿ダム管理所 |
183万人の水瓶を守ろう! 「ゴミの不法投棄対策をスタート」 |
〜12月3日(月)は、ダム湖周辺の不法投棄ゴミを収集します〜 |
七ヶ宿ダムは仙台市を中心とする仙塩・仙南地域7市10町の水瓶として、水道水を供給しています。水源地の七ヶ宿町では、水質日本一の水守の郷づくりを目指して、「水守人の会」や「矢吾作」等で水源地を守る活動を展開してきています。 しかしながら残念なことに、広大な南蔵王連峰を背後に森林が9割を占める七ヶ宿町の町道や林道沿い等ではゴミの不法投棄が後を絶ちません。こうした不法投棄されたゴミが、やがては水源地に流出し水質環境に悪影響を及ぼすことも懸念されます。今までも看板等での啓蒙活動を実施してきましたが、その効果が出ていない状況です。 そこで七ヶ宿町を中心に関係団体(別紙)(413KB)で組織する「七ヶ宿町廃棄物不法投棄防止対策連絡協議会」を10月22日に設置し、不法投棄に対する抜本的な対策について検討を進めることとしました。会議において不法投棄の実態を把握することとし、緊急的な予備調査を10月下旬に実施したところです(大深沢から下流側の国道、県道、町道、林道沿いを調査、概ね町内の4割程度の範囲)。 実施結果では、車やタイヤ、テレビ・冷蔵庫等の家電品等、延べ55カ所での不法投棄が確認されました(今回は落葉前の緊急調査のため、落葉後の調査を実施すれば益々不法投棄量は増えると想定されます)。この不法投棄ゴミの処理に関しては、法的な問題や処理方法と費用、防止対策等の検討が必要ですが、本格的な降雪期の前に、最も水質への影響が懸念されるダム湖周辺の不法投棄ゴミを収集することで、処理費用や問題点等を把握して今後の全面的な対策を検討することを前提に実施することとしました。 記 日 時:12月3日(月)9時30分 〜 場 所:ダム左岸(町道若林線他)を中心に実施 発表記者会:仙南記者クラブ |
問い合わせ先 |
問い合わせ先 国土交通省 東北地方整備局 七ヶ宿ダム管理所 電話0224−37−2122 管理所長 大山 英郎 (内線201) 管理係長 布川 貴幸 (内線332) |