記者発表資料 |
平成19年11月27日 |
青森河川国道事務所 |
岩木川河川敷の廃棄物について |
国土交通省青森河川国道事務が9月に岩木川(弘前市船水地区)の護岸工事で地中から多量の廃棄物をみつけた件について、27日に試掘調査及び資料採取を行い土壌の分析を行っていましたが、この度、結果がでたことから関係機関(青森河川国道事務所、弘前市市民環境部、青森県環境生活部、青森県弘前警察署)が集まり、投棄の経過、分析結果、今後の対応について確認を行いました。 概要は以下のとおり |
(このことについて、青森河川国道事務所と弘前市が、平成19年11月27日(火)14時から弘前市記者会においてレクチャーを行いました。) 1.投棄について ◇昭和40年代前半に弘前市が土地所有者から借地し埋め立て場とした。 ◇廃止後も住民が投棄を行っていたので、弘前市が土砂で覆土を行った。 ◇当時の法律では違法な行為とはならない。 2.廃棄物及び土壌について ◇廃棄物はビン、カン、プラスチック、ゴム製品、コンクリート殻、鉄屑など ◇土壌は分析結果から、重金属類、ダイオキシン類とも環境基準値に適合した。 3.今後の対応について ◇工事関連範囲は掘削せざるを得ないので、青森河川国道事務所と弘前市が分別処理を行う。土砂等は現地周辺で再利用を行う。 ◇工事関連範囲外は、土壌分析の結果が環境省の定め環境基準に適合しており、今回の護岸工事により、洪水による洗堀(下流への流出)の可能性もかなり抑えられることから、現状で安定化を図ることとする。 参考資料 発表記者会:青森県政記者会、建設関係専門紙、津軽新報社 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所 (住所:青森市中央3丁目20ー38) 副所長(河川) 南 文彦(みなみ ふみひこ)(内線204) 総務課取次:017−734−4521 工務第一課長 一戸 欣也(いちのへ きんや)(内線311) 直通電話:017−734−4531 弘前市 市民環境部 環境保全課 (住所:弘前市大字上白銀町1番地1) 課 長 秋元 裕(あきもと ゆたか)(内線217) 代表:0172−35−1111 課長補佐 佐々木 公誠(ささき こうせい)(内線217) 代表:0172−35−1111 |