記者発表資料 |
平成19年11月13日 |
岩手河川国道事務所 |
平成19年9月17日 前線豪雨による出水 北上川の災害復旧を20箇所(約30億円)で採択! 〜被災箇所の再度災害防止を図る〜 |
平成19年9月17日の前線に伴う豪雨により、北上川上流域では戦後最大規模の雨量を記録し、6つの水位観測所ではん濫危険水位※1を上回り、盛岡市から県境までの全ての水位観測所(支川磐井川を除く)ではん濫注意水位※2を上回る大規模な出水となりました。 これにより、河岸洗掘や護岸破損等の被災を受け、岩手河川国道事務所では河川災害復旧事業を申請していましたが、11月12日付けで、財務省より、20箇所、約30億円が直轄河川災害復旧事業として採択されました。今後、早急に被災箇所の復旧事業を進めてまいります。 ※1 はん濫危険水位:堤防がないところや低地部ではん濫のおそれがある水位 ※2 はん濫注意水位:洪水による水防団出動の目安となる水位 |
堤防漏水とは、堤防や堤防下の土質の弱いところが増水のため、水圧によって堤防の裏側に吹き出してくる状態が漏水です。そのまま放っておくと、堤防の中に水みちが広がり、決壊してしまいます。 ■直轄河川災害復旧事業 国土交通省が管理する河川区間において、洪水、地震、その他異常な天然現象により生ずる災害によって必要を生じた事業であり、被災した施設を原形に復旧することを原則とするものです。 ■直轄河川災害関連緊急事業 災害復旧事業のみでは、再度災害防止に十分な効果が期待できない場合に、これと合併して行う改良工事を実施するものです。 資料−1:被災箇所位置図(252KB) 資料−2:被災状況写真(代表箇所)(226KB) 資料−3:参考資料(事業の効果)(990KB) ※東北地方整備局においても、東北管内の被災箇所について同時発表しております。 <発表記者会> 岩手県政記者クラブ、盛岡市政記者クラブ、花巻記者クラブ、 北上記者クラブ、奥州市政記者クラブ、一関市政記者クラブ |
問い合わせ先 |
国土交通省 岩手河川国道事務所 〒020-0066 盛岡市上田4丁目2−2 電話019−624−3131(代表) 電話019−624−3198(直通) 副所長(河川) 西條 一彦(内線204) 工務第一課長 佐藤 正明(内線311) |