記者発表資料 |
平成19年9月21日 |
青森河川国道事務所 |
弘前市内の工事現場から廃棄物が見つかる |
国土交通省青森河川国道事務所(事務所長:安陪和雄(あべ かずお))は、昨年10月の洪水で被災を受けた岩木川(弘前市船水地区)の護岸について復旧工事を実施中ですが、工事に伴い地盤を掘削したところ、その土砂から不法に投棄されたと思われる廃棄物が見つかりました。 確認できている廃棄物の概要と対処の状況について、お知らせします。 |
1.廃棄物を見つけた場所 弘前市大字船水(岩木川左岸、城北大橋から下流へ約500m) ※堤防と低水路(通常時に水が流れているところ)の間にある高水敷で 国土交通省所管の用地です。 2.廃棄物を見つけた工事 工事名称「岩木川船水地区堤防・護岸工事」 ・請負会社及び現場代理人:(株)佐藤惣建設 <現場代理人>小野 勇 ・発注元及び主任監督員:国土交通省 青森河川国道事務所 <主任監督員> 藤崎出張所長(清藤 博) ※9/18(火)に護岸を施工するため背後地盤を掘削したところ、 地表から深さ約1.5m付近から確認された。 3.確認できている廃棄物の概要 (9/21現在) ・ビン ・カン ・プラスチック ・タイヤ ・コンクリート殻 ・鉄屑 など ※参考/工事での掘削土量:約2,000m3 (掘削を開始したばかりで、廃棄物の範囲は不明) 4.関係機関への協議状況 青森河川国道事務所では、投棄した相手方を捜すため地域の方々に聞き込みましたが有力な情報が無いことから、昨日(9/20(木))、弘前警察署へ届け出て、現地確認をしてもらいました。 また、廃棄物には様々な物が含まれ、判別が難しいことから、青森県中南県民局弘前環境管理事務所にも状況説明を行うと共に、警察と一緒に現地確認をしていもらいました。 本日(9/21)は弘前市にも状況を説明し、対応について相談する予定です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 青森河川国道事務所では廃棄物の内容をさらに確認すると共に、関係機関の意見を聞き、適切に処分する予定です。また、投棄した相手方が特定出来れば、処理費用を負担いただく方針です。 護岸工事は廃棄物の処理方法が決まるまで、廃棄物が飛散しないように掘削箇所や廃棄物を含んだ掘削土砂を保護します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 発表記者会:青森県政記者会、建設関係専門紙、津軽新報社 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所 (住所:青森市中央3丁目20ー38) 副所長(河川) 南 文彦(みなみ ふみひこ)(内線204) 総務課取次:017−734−4521 工務第一課長 一戸 欣也(いちのへ きんや)(内線311) 直通電話:017−734−4531 |