記者発表資料 |
平成19年9月20日 |
東北地方整備局 湯沢河川国道事務所 玉川ダム管理所 |
玉川ダムと雄物川の堤防整備により浸水被害を大幅に軽減 |
9月17日〜18日の大雨による洪水において、玉川ダムと雄物川の堤防整備の効果により、大仙市内の玉川及び雄物川沿いの浸水被害を大幅に軽減しました。 玉川ダムにおいては、平成3年の管理以降最大の流入量(約930m3/s)を記録するも、そのほぼ全量をダムに貯め込み、放流を最小限とすることで、下流河川の水位上昇を抑えました。特に、大仙市鑓見内地区では堤防満杯状況で流れたことから、玉川ダムの効果により少なくとも約200ha、約160戸の浸水被害を軽減したものと推測されます。 また、大仙市神宮寺付近から大仙市協和小種付近までの雄物川中流部では、堤防整備により、昭和62年8月洪水時の浸水面積約1,700haを約半分の約800haまで減少しました。 |
1.玉川ダムにおける水位低減効果 ・玉川 長野地点(大仙市長野) 約0.7mの水位低減効果 ・雄物川 神宮寺地点(大仙市神宮寺) 約0.6mの水位低減効果 ・雄物川 椿川地点(秋田市雄和椿川) 約0.4mの水位低減効果 2.玉川ダムにおける大仙市鑓見内地先での浸水被害軽減効果 ・浸水被害の軽減面積(推測値) 約200ha ・浸水被害の軽減戸数(推測値) 約160戸 ・国道105号やJR秋田新幹線の浸水被害軽減 3.雄物川中流部(大仙市神宮寺付近から大仙市協和小種付近)における浸水被害軽減効果 ・昭和62年8月洪水 浸水面積 約1,700ha ・平成19年9月洪水 浸水面積 約 800ha(概数値) 軽減効果 約 900ha(概数値)→ 約半分に減少 ・今回の洪水での浸水被害はほとんどが農地である。 ※詳細は、別添資料を参照願います。 別紙資料はこちら ![]() 発表記者会:秋田県政記者会、横手記者会、秋田魁新報社大曲支局・湯沢支局・角館支局 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所 災害情報普及支援室 住所:湯沢市関口字上寺沢64−2 電話:0183−73−3174 副所長(河川担当) 柴田富士男 (内線204) 調査第一課長 成田 秋義 (内線351) |