記者発表資料 |
平成19年9月19日 |
新庄河川事務所 |
新庄河川事務所管内の低水路の護岸の緊急点検が終了しました 「詳細点検終了」 |
新庄河川事務所管内で平成2年当時の護岸工事において、止水矢板長が設計と異なることが確認されたことに関連して実施してきた類似護岸の緊急点検結果と、当時の請負業者への今後の対応についてお知らせします。 |
<緊急点検結果> ・概略点検については前回の記者発表の通り、特に護岸構造機能に大きく影響を与えるようなものは確認されませんでしたが、この度、補完的調査として実施してきた磁気探査調査による詳細点検が終了しました。 ・詳細点検は、類似護岸の中から抽出した11箇所及び当時の請負業者が施工した他の2箇所について実施しましたが、全て設計と合致した矢板長であることが確認されました。 <当時の請負業者への今後の対応> ・矢板長が設計の半分程度の施工区間80mのうち、現在工事を実施している区間の上流側45mについては、護岸としての機能の一部が不足しているため、根固工(3トンブロック)を施工させ所要の機能を確保するための修補工事を請求します。 ・現在工事中の区間35mについては、既に護岸は存在せず修補工事は困難であるため、根固工による修補工事を行った場合に要すると見込まれる費用相当額を請求します。 ・また、本箇所及び当該請負業者が施工した他の類似護岸で実施した調査に要した費用についても請求します。 請負業者への処分等については、現在検討しております。 添付資料(150KB) <発表記者会:新庄新聞放送記者会> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 新庄河川事務所 0233−22−0251 ごとう しんいち 技術副所長 後藤 信一 (内線204) |