記者発表資料
平成19年09月10日

福島河川国道事務所



交通事故防止対策工事に着手!!
〜ドライバーの方は横断歩行者等にお気をつけ下さい〜



去る7月20日、福島市飯坂町平野の国道13号交差点で、自転車で横断歩道を渡っていた高齢者が県道から国道へ右折してきたダンプカーにはねられる交通死亡事故が発生しました。この交差点では平成18年から現在まで、横断者と車が絡む事故が2件発生しています。
 このことを受け、再発防止のため関係機関が合同で現場点検を行い、事故防止のための対策メニューについて検討を行いました。
 つきましては、今後の事故再発防止のため、以下の対策を行うことになりましたので、お知らせします。なお、今回の対策により交差点右左折時の走行スピードが抑制され、更に横断歩行者等の視認性が向上することで、交通事故の低減が期待されます。

 【事故対策の経緯】
    平成19年 7月20日 交通死亡事故発生
        7月24日 第1回合同現場点検により問題点及び概略対策メ                  
              ニューを抽出
          〜   具体的対策メニューの検討
                8月23日 第2回合同現場点検により対策メニュー決定
          〜      対策工事着手準備
        9月中旬  対策工事着手
                9月下旬  対策工事完了(天候等により多少前後する場合が
              あります)

 【事故対策の内容】別紙1参照
  ○対策1 交差点のコンパクト化
   ・横断歩道と車両停止線を交差点の中心寄りに移設し、県道から左折する
    際の横断歩行者等の視認性を高めます。
   ・交差点隅切り部等にゼブラ帯を追加し、国道から県道への右左折および
    県道から国道へ左折する際の走行スピードを抑制させます。
  ○対策2 右折導流線を設置
   ・県道から国道へ右折する際の走行スピードを抑制させます。
  ○対策3 歩道部の植栽帯を撤去
   ・横断歩行者等が植栽の陰にならないよう視認性を高めます。
  ○対策4 注意喚起標識を設置
   ・交差点手前に「右折 横断者注意」「左折 横断者注意」の標識を設置
    し、交差点での右左折時にドライバーへの注意喚起をします。



<記者発表先>福島県政記者クラブ、福島市政記者会

問い合わせ先

○国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
      副所長(道路担当)     高橋 敏彦        TEL:024-546-4331(代)
          道路管理第二課長    嶋津 君雄    TEL:024-539-6131
  ○福島県警察本部 交通部交通規制課 次席    TEL:024-522-2151(代)
   福島北警察署  交通課長 古川 伸一                TEL:024-554-0110 (代)
 ○福島県 県北建設事務所 
                 地域保全グループ課長 佐藤 昭            TEL:024-521-7704