記者発表資料
平成19年08月21日

福島河川国道事務所



東北地方一級河川水質ランキング
          荒川(福島市)の水質は4年連続1位
第一級の清流を維持していますが、油断は禁物


  荒川は東北地方の水質ランキングで、平成15年から平成18年まで4年連続で1位を維持しています。
  しかしながら、全国水質ランキングでは、残念なことに平成17年と比べ、順位が3位ダウンして全国12位となりました。


  荒川の水質ランキングの順位は、ダウンしたものの地域の皆様に川を大切にして頂いているお陰で、水質ランキングの基準となる荒川のBOD(生物化学的酸素要求量)の年間平均値は平成15年から0.6r/l以下と全国的に見ても良好な値であり、第一級の清流を維持しています。
 (BODに関する水質分析は、最少の値を0.5r/lとして分析を実施しています。つまり
  ランキング上もっともBODの小さいな値は0.5r/lとなります。)

  水質ランキングは、表3が示すとおり、BODの値が0.1r/l違うとたちまち、順位が入れ替わりますので、引き続き第一級の清流であり続けるためには、地域の皆様に川を大切にして頂きたいと思います。
  荒川をはじめとする河川の水質は、皆さんの日常生活と深く関わりがあります。
 河川の水質を良好な状態に保つこと、改善をすることには皆様の河川を大切にする気持ちが不可欠です。
 今後とも郷土の河川を大切にして頂くようお願いします。
表1.表2
表3



<記者発表先>福島県政記者クラブ、福島市政記者会

問い合わせ先

国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
TEL:024-546-4331(代)
福島県福島市黒岩字榎平36
河川管理課 課  長  奥山 吉徳(内線331)
河川管理課 専門職  斎藤 寿裕(内線330)