記者発表資料 |
平成19年7月10日 |
岩手河川国道事務所 |
下嵐江地すべり対策事業引継ぎ式開催 |
昭和37年より下嵐江地すべり防止工事に着手し、地すべり対策施設の施工を実施してきましたが、平成19年3月30日をもって地すべり防止工事を完了し、地すべり対策施設の管理を岩手県に移管することになりましたので引継ぎ式を開催します。なお、これを記念して、岩手大学農学部井良沢道也准教授による記念講演を地元の中学生を対象として開催し、胆沢の大地について学んでいただきます。 |
1.開催日時 平成19年7月11日(水)9:00〜10:00(小雨決行) 2.場所 胆沢ダム学習館(奥州市胆沢区若柳字馬留81−1) 3.式次第 1.記念講演『災害の無い、水と緑あふれる流域の創造を目指して』 岩手大学農学部准教授 井良沢 道也 2.事業経過報告 岩手河川国道事務所長 山本 聡 3.施設引継ぎ 岩手県県土整備部長 西畑 雅司 岩手河川国道事務所長 山本 聡 4.地元代表挨拶 奥州市長 相原 正明 4.事業経緯 下嵐江地区は、地すべり活動が活発な地域であり、昭和31年に胆沢川第2砂防えん堤の袖部が地すべりの影響により破損したことを契機に、昭和33年より地すべり調査を開始し、昭和37年には地すべり対策事業に着手し、昭和57年までに集水井25基、表面排水工約6,000mの施工を完了しました。その後、地すべり観測機器による地山の挙動監視を行ってきましたが、平成18年8月に学識経験者で構成する下嵐江地すべり検討委員会において、地すべり防止工事の効果が確認されたことを受け、平成19年3月30日をもって下嵐江地すべり対策事業の完了となりました。 5.その他 引継ぎ式終了後、「胆沢の大地を学ぶ」と称して、奥州市立若柳中学校3年生45名を対象に、下嵐江地すべり・胆沢ダム事業の説明、及び胆沢ダム工事現場の見学を実施する予定となっております。 <発表記者会:岩手県政記者クラブ、奥州市政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 岩手河川国道事務所 〒020-0066 盛岡市上田4丁目2−2 電話 019−624−3166 調査第一課長 若公 崇敏(内線351) |