記者発表資料 |
平成19年7月3日 |
東北地方整備局 |
洪水時に破堤等危険性の高い堤防の対策に本格着手! |
・東北地方整備局では『洪水時に破堤等危険性の高い堤防』4.07kmの対策に今年度から本格的に着手します。 ・今後3箇年程度での完了を目指します。 |
・堤防は過去に度重なる洪水により被災を受けてきた経験に基づき拡築や補修が行われてきた歴史があり、古い堤防には築造の履歴や材料構成及び地盤の構造が必ずしも明確でないため、場所によっては安全性が確保されていない場合があります。 ・このように堤防及び地盤の構造は様々な不確実性を有し、漏水や浸透に対して脆弱な部分もあることから、必要な断面が確保されている箇所においても安全性の詳細点検(堤防詳細点検)を行い、機能の維持および安全性の確保を図るため、必要に応じて堤防の改良を実施していく必要があります。 ・堤防詳細点検を平成8年度より進めており、平成19年3月末の進捗率は67%(総延長約1,290kmうち約862km完了)で、堤防の改良が必要な区間は39%(約332km)となっております。(堤防詳細点検は平成21年の完了に向けて今後も継続) ・このうち、堤防の裏法すべり(資料P.3参照)に対する安全度が特に低くかつ過去の洪水において被災履歴がある4.07kmについては危険性が高いと判断し、今後3箇年程度で優先的に対策を実施していきます。(平成19年度はそのうちの0.45kmで対策を実施) ※詳しくはこちらの資料をご覧下さい 別添資料(998KB) <記者発表先>宮城県政記者会,東北電力記者会,東北専門記者会 ※今回の記者発表は本省と同時発表です。 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 電話022−2262171(代) 河川計画課長 尾藤 文人(内線3611) 課長補佐 稲葉 護 (内線3612) |