記者発表資料 |
平成19年6月25日 |
仙台河川国道事務所 |
過去の洪水の記憶をわすれないために 〜既往洪水の最高水位表示板を設置しました〜 |
阿武隈川の丸森狭窄部(宮城県丸森町丸森橋〜福島県境)は、昭和61年8月、平成10年8月、平成14年7月洪水において家屋浸水や孤立、国道349号の冠水による通行止めなどの被害が発生しています。 これらの丸森狭窄部に甚大な被害をもたらした洪水による水害の記憶を風化させず後世に語り継いでいくとともに、今後いつ起こるかわからない洪水に備えるために、既往洪水の最高水位表示板を道路管理者(宮城県大河原土木事務所)と連携して設置しましたので、お知らせします。 なお、当該地区では、土地利用状況に応じて早急に水害防御を図る輪中堤や住家嵩上げ等による治水事業(土地利用一体型水防災事業)を平成15年度より実施しています。 |
1.設置箇所 阿武隈川丸森狭窄部(宮城県丸森町丸森橋〜福島県境) において、6箇所に設置 ※別図参照 2.対象洪水 丸森観測所流量 床上浸水家屋 床下浸水家屋 ・昭和61年8月 5,880m3 32戸 5戸 ・平成10年8月 5,250m3 6戸 4戸 ・平成14年7月 5,740m3 19戸 1戸 (昭和61年8月は当時の戸数(非住家含む)) 3.土地利用一体型水防災事業について ※別紙参照 記者発表先:宮城県政記者会・東北電力記者会・東北専門記者会 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 副所長 山科勝嗣(内線204) 調査第一課長 齋藤茂則(内線351) 〒982-8566 仙台市太白区郡山5丁目6−6 TEL 022-248-4131(代表) |