「奥州街道松並木」の維持管理について

　「奥州街道松並木」は、十和田市から七戸町に至る一般国道４号沿線に明治初頭に植栽されたもので、平成７年度には七戸町内の延長１．６㎞区間が「歴史国道」として「奥州街道（七戸）松並木」に選定されています。
　当該地区の松は百年以上経過した老木であることから、過年度において松の健康診断や安定状況調査を実施し、通行の安全確保や松並木の保全に努めて参りました。
　今年度の調査結果がまとまり、調査本数４８９本（奥州街道「七戸」松並木を含む、十和田市から七戸町の北端に至る一般国道４号沿線の全ての松並木）のうち、枯死・根元腐朽等の理由から風雪害による倒木の恐れがある松の木が１５本確認されたため伐採が必要になったことをお知らせいたします。
　なお、伐採は３月１２日（月）から３月２０日（火）の間に行う予定です。
　今後は夏場（活性期）の調査と、伐採箇所には必要に応じて補植（４月以降に実施予定）を行い、引き続き松並木の保存育成に努めて参ります。

・「歴史国道」とは、重要で歴史的・文化的価値を持つ幹線道路で、全国２４箇所について建設省（現：国土交通省）道路局長より選定されいます。（当該区間を含め東北では３箇所）

　　　　　　　　　＜発表記者会：青森県政記者会、建設関係専門紙、津軽新報社＞

問い合わせ先

国土交通省　東北地方整備局　青森河川国道事務所
　　　　　　　　道路管理第二課長下山秀昭(しもやまひであき)（内線441）
　　　　　　　　青森市中央三丁目20-38
　　　　　　　　TEL 017-734-4574　FAX 017-722-2393
　　　　　　　　十和田国道維持出張所長松野敏行(まつのとしゆき)
　　　　　　　　十和田市大字三本木字北平147-475
　　　　　　　　TEL 0176-23-7138（代表）