記者発表資料
平成19年02月13日
最上川水系水質汚濁対策連絡協議会事務局
国土交通省東北地方整備局
山形河川国道事務所


油の流出事故が昨年度より減少しています



この冬は暖冬により降雪も少ないことにあわせ、みなさんの日頃からの注意により、例年は冬期に増加傾向にある油流出事故が、昨年より減少しております。(中間報告)

■みなさんは、引き続き「油流出事故を防ぐための心掛け」に注意し、万が一事故を起こした又は発見した場合は、素早い通報を心がけてください。■

昨冬2ヶ月間(12月,1月)では66件の油流出事故が発生しましたが、この冬は28件と減少しております。

昨年は、記録的な豪雪と、発見したらすぐに通報を呼びかける「油断大敵」チラシによる広報により、発生件数(通報件数)は過去最大となり、東北6県の1級水系(12水系)でも一番多い水質事故発生件数となりました。このうち、油流出事故について、平成17年は149件/H17年(190件/H17年度)となり、平成18年はさらに上回り、195件/年(88件/H18年度※1月末現在まで)となっております。

今年度は新たに、油流出事故の防止を促す広報として、以下の取り組みを行っております。
○各市町村の広報紙による注意喚起〔別添チラシと同様の内容で、各戸配布による広報〕
○TV・ラジオ・新聞による注意喚起〔12月に2週間のキャンペーン期間で集中的に広報〕

油流出事故の約9割が、ホームタンクに関連する流出事故で、ポリタンクなどへ小分けする際に、その場を離れたことにより、あふれ出して流出するといったケースが多く見られます。その他、屋根からの落雪や除雪作業により、タンクや配管を損傷することもあります。

 ■■■みなさん、今後とも、給油の際は十分注意してください。■■■


〈別添資料〉
  ・油流出事故月別発生件数グラフ(3カ年比較)
  ・『油断大敵』チラシ ・・・・(油流出事故を防ぐための心がけなど)


発表記者会
山形県政記者クラブ

問い合わせ先
東北地方整備局  山形河川国道事務所 
〒990-9580 山形市成沢西4丁目3番55号
Tel023−688−8421(代表)
 
河川管理課長 斉藤 喜浩 (内線331)
上席専門職  山川  博 (内線526)
専 門 員  成田 雅昭 (内線333)