記者発表資料
平成18年12月15日
村山・置賜地区災害情報普及協議会 事務局
国土交通省東北地方整備局  山形河川国道事務所



〜忘れていませんか。水害への備え。〜
『羽越水害40年行事』を開催します



 羽越水害から来年8月28日で40年を迎えます。この歴史的災害の教訓を忘れることなく、語り、伝え、近年多発する水害への備えを、行政、地域、家庭の目線から学び、考える機会として〜忘れていませんか。水害への備え。〜羽越水害40年行事』を開催致します。

主  催:村山・置賜地区災害情報普及協議会※(名簿別表1

※村山・置賜地区におけるハザードマップの作成等災害情報の普及を支援するため、平成17年7月20日に設立した国、県、村山・置賜地区の関係各市町からなるもので、情報共有化や連携を目的に活動をしている組織です。

行事の概要については以下のとおりです。

@羽越水害40年巡回パネル展(開催日程:平成19年3月1日〜7月29日)
 羽越水害とはどんな災害だったのか。最近はなぜ水害が多いのか。もし水害が起こったら、自分の家は大丈夫なのか。水害に関する様々な写真・情報や豆知識をまとめたパネル展を県内置賜・村山地区の各市町で実施致します。
 詳細な開催スケジュールについてはこちら。(別表2)

※巡回パネル展に展示する「水害の写真・映像」「体験手記」「わが家の防災アイディア」についても募集します。
 詳細はこちら。(別紙)

Aご近所洪水ハザードマップ(仮称)(平成19年2月下旬に完成すべく活動中)
 自分の住む街が水害になった時、安全に避難するにはどのようにすればいいのか。万が一の水害に備えて地域の住民が協力し、「ご近所洪水ハザードマップ」(仮称)の作成を通じて、防災意識を高めます。(長井市館町南地区、天童市寺津地区で現在作成中)
 なお、作成したマップは、巡回パネル展、シンポジウム等で紹介していきます。

B最上川流域交流会
(開催日程:平成19年7月下旬を予定)
 次世代を担う子供達が、様々な見学や体験を通じて、羽越水害のもたらした被害や教訓を知り、水害から人や街を守る術について学ぶ体験型の交流会です。参加者は小学校5年生〜中学校2年生を対象と致します。(参加者の募集についは平成19年4月頃を予定)

Cシンポジウム (開催日程:平成19年7月下旬を予定)
 羽越水害を体験した人たちや有識者を招き、戦後最大の水害をはじめとして、これまでの数々の災害を振り返るとともに、今後の防災対策についての意見交換や提言を行う予定です。開催場所は中山町内を予定しております。

D記録誌(仮称)の作成(平成19年9月完成予定)
 本行事で実施した内容を「次世代への伝承」という観点から、誰にでも見やすい構成に心がけ、記録誌(仮称)を作成し、記録に留め、防災対策の推進に役立てるものとします。

 なお、上記行事の内容の詳細については、各項目ごと決定次第記者発表させていただきます。
 また、村山・置賜地区災害情報普及協議会事務局ホームページ(国土交通省山形河川国道事務所ホームページ内)からも羽越水害40年行事の取り組みについてご覧いただけます。
アドレスhttp://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/river/disasterinfo/index.html


発表記者会
山形県政記者クラブ

問い合わせ先
【村山・置賜地区災害情報普及協議会事務局】
 国土交通省東北地方整備局  山形河川国道事務所
 防災対策推進官 佐藤 勝美 
 〒990-9580 山形市成沢西4丁目3番55号
 Tel023−688−8421(内線306)