記者発表資料 |
平成18年11月28日 |
最上川(下流)・ 赤川水系水質汚濁対策連絡協議会 |
ホームタンク等からの灯油流出に注意しよう。 [昨年度の灯油等流出事故の約8割は冬期間に発生。] 〜川は汚れるし 油はもったいないし〜 |
例年、河川の水質汚濁事故は冬期間に多発する傾向にあります。 昨冬は豪雪にみまわれたこともあり、11月から3月の冬期間に、最上川下流・赤川流域を合せて31件の灯油等による水質汚濁事故が発生しております。 これは1年間(4月〜3月)に発生した40件の内78%にも上ります。河川における水質汚濁事故の主な原因には、灯油等の油類、化学薬品、屎尿等の汚水流出があります。 管内の発生件数の大半は、冬期間に一般家庭で暖房等に使用する灯油の流出事故が占めており、その原因は、ホームタンクから小分けする際、目を離したための流出、ホームタンクや配管の老朽化、破損などによるものです。 事故が発生すると、水路、支川等をとおり、最上川や赤川に流入することになり、河川から取水している上水道や工業用水など、私たちの生活環境はもとより、河川に生息する魚や鳥、植物などの生育環境にも大きな影響を及ぼすことになります。 事故が発生した場合、下流への流出防止対策、回収、処分など、多額の費用は、原因者が負担することになります。 多額の費用負担や、油を無駄にしないためにも、ホームタンクから小分けするなどの際、最後まで絶対に目を離さないこと。また、タンクや配管の積雪前の点検実施により、灯油等による水質汚濁事故の防止対策に努めましょう。 |
別 紙 |
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問い合わせ先 |
国土交通省酒田河川国道事務所 0234−27−3331(代表) |