記者発表資料 |
平成18年10月30日 |
東北地方整備局 |
入札契約に関する多様な取組について 〜入札ボンド制度、総合評価 標準型加算点30点満点の試行〜 |
(1)入札ボンド制度の試行 東北地方整備局において、7.2億円以上のWTO対象の一般土木工事(2件)において、入札ボンド制度を試行します。 また、WTO対象以外の工事についても、宮城県と調整を図りながら宮城県内工事において試行します。 (2)総合評価 標準型加算点30点満点の試行 総合評価落札方式における技術評価点の加算点について、さらなる技術力による競争への試行として、現在実施している「標準型」の加算点の 20点満点を、一部の工事において30点満点で試行するとともに、20点の1位満点方式についても試行します。 |
○ 国土交通省では、中央建設業審議会報告、入札契約適正化指針等を踏まえ、一般競争方式の拡大と総合評価方式の拡充に伴う条件整備の一環として、@履行能力が著しく懸念される建設業者、施工実態のないペーパーカンパニー等の排除、A与信枠の設定による過大な入札参加の抑制、Bいわゆるダンピング受注に対する一定の抑止(低入札価格調査の調査対象案件のときに契約保証の付保割合を引き上げる措置が講じられた場合における与信枠の使用、収益の低下による与信枠の引き下げ)といった効果を期待する入札ボンド制度の導入を図ることについて、9月8日に発表したところです。 東北地方整備局における試行案件は次のとおりです。 ・釜石自動車道向落合トンネル工事(10月30日公告) ・釜石自動車道遊井名田トンネル工事(10月30日公告) ○ 東北地方整備局では、入札契約に関する多様な取り組みについて、5月31日及び7月10日に発表したところです。 今年度上半期における契約工事件数761件(随意契約を除く暫定値)のうち、総合評価を行っている件数は、664件となっており、最低価格以外の落札件数は、37件となっています。 また、低入札価格調査制度による調査対象工事件数は56件(7.4%)発生しており昨年度を上回るペースで推移しております。(別紙(75KB)参照) <発表記者会:宮城県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会> |
問い合わせ先 |
東北地方整備局 022-225-2171 (企画部) 技術開発調整官 柴田 久 (内線 3120) 技術管理課長 村上 和夫 (内線 3313) |