記者発表資料 |
平成18年10月13日 |
岩手河川国道事務所 |
〜国土交通省は岩手県庁とより一層の防災態勢を強化します。〜 災害時に「現地の映像」を送信します。 |
災害発生時に国土交通省では、所管のヘリコプター、衛星通信、光ファイバなどを使い現地の被災状況映像を事務所で見ながら復旧に努めていますが、10/19に覚書を締結し、こうした映像情報を岩手県にも提供することとしました。同時に、岩手県からも保有する映像の提供を受けます。 |
■対象とする災害映像 これまで、両者においては岩手山関係(火山砂防)映像の配信について覚書が結ばれていましたが、今回、新たに河川、ダム、道路、港湾等の国土交通省所管施設に関連した災害映像まで拡大することとなりました。また、併せて、岩手県からも映像情報の提供を受けることとなりました。 ○国土交通省が岩手県へ提供する災害映像 @国土交通省東北地方整備局が保有するヘリコプター(みちのく号)による災害映像 A国土交通省の岩手県内事務所が保有する地上カメラ(固定型)、及び 現地災害カメラ画像(可搬型)による災害映像 (H18.10.13現在提供可能な地上カメラ映像:201箇所) ○岩手県が国土交通省県内事務所へ提供する映像情報 @岩手県が保有する地上カメラ(固定型)、及び 現地災害カメラ画像(可搬型)による災害等に関するもの (H18.10.13提供可能な地上カメラ映像:4箇所) ■岩手県庁と国土交通省との接続 ○岩手県と国土交通省は平成13年度に岩手山火山情報を配信する目的で県庁、岩手河川国道事務所間を すでに光ファイバで結んでおり、これを利用し送信対象の映像情報を拡大するものです。 ■覚書の締結式 下記のとおり締結式を行います。 ○日 時:平成18年10月19日(木) 13:30〜14:00 ○場 所:岩手河川国道事務所 3階 災害対策室 ○内 容:・岩手県総務部長と岩手河川国道事務所長による覚書の締結 ・岩手県へのみちのく号(ヘリコプター)映像の配信 ※実際にヘリコプターを飛ばしての映像配信(雨天時は過去映像) ・岩手河川国道事務所への地上カメラ画像の配信 <参 考> 現在の地上カメラの設置は下記のとおりで今後拡大される見通しです。 また、災害現地カメラ(可搬式)は固定式で見られないときに現地に設置するものです。 ◇岩手河川国道事務所(所長:下田五郎)の所有画像 ・河川:北上川とその支川 (H18.10.13現在提供可能な映像:51箇所) ・砂防:岩手山周辺 (H18.10.13現在提供可能な映像:14箇所) ・道路:国道4号、国道46号 (H18.10.13現在提供可能な映像:56箇所) ◇胆沢ダム工事事務所(所長:溝口宏樹)の所有画像 ・ダム及び河川:胆沢ダム及び胆沢川 (H18.10.13現在提供可能な映像:4箇所) ◇三陸国道事務所(所長:川端寿男)の所有画像 ・道路:国道45号 (H18.10.13現在提供可能な映像:36箇所) ◇北上川ダム統合管理事務所(所長:田中正人)の所有画像 ・ダム及び河川:四十四田ダム、御所ダム、田瀬ダム、湯田ダム、石淵ダムと関係河川 (H18.10.13現在提供可能な映像:36箇所) ◇釜石港湾事務所(所長:三井道雅) ・港湾:釜石港、久慈港 (H18.10.13現在提供可能な映像:4箇所) ◇岩手県 ・津波:河川河口部 (H18.10.13現在提供可能な映像:4箇所) ※その他、年度内に2箇所設置の予定 <発表記者会:岩手県政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 盛岡市上田4丁目2−2 代表 019−624−3131 直通 019−624−3166 携帯 090−3126−2036 調査第一課長 一戸 欣也(内線351) |