記者発表資料
平成18年10月6日
郡山国道事務所


49
調


  49
 調  

  ○会津若松市一簣町地内の歩道消融雪施設は「自然エネルギー利用消融雪シ
   ステム評価検討委員会」(委員長 福井大学工学部建築建設工学科福原輝
   幸教授)で検討された自然エネルギー(地中熱を利用)を活用した道路消
   融雪システムのひとつとして平成12年度から平成14年度に施工してい
   ます。
   ・風力発電を利用した消融雪システム(車道)   中山トンネル 
   ・湖水熱を利用した消融雪システム(車道)    名倉山スノーシェッド
   ・地中熱を利用した消融雪システム(車道、歩道) 七折峠トンネル(車道)
                           三ツ和地下道周辺歩道
                           会津若松市一箕町歩道

  ○このシステムは、新技術として今後の消融雪において有望であると期待さ
   れていますが当該箇所で試験施工としての位置づけとなっており、委員会
   では融雪効果、システムの構造等については追跡調査を実施しながら、そ
   の実現性を検証しています。

  ○試験施工の一部について、配管連結部からの漏水が確認されたため、平成
   18年10月12日からその施工上の課題、問題点等について調査するとともに
   補修を実施し、12月20日に完成予定です。

      〈 発表記者会: 郡山記者クラブ、会津若松市記者クラブ 〉


問い合わせ先
 自然エネルギー利用消融雪システム評価検討委員会
   委員長 福原 輝幸(福井大学工学部建築建設工学科 教授)
   事務局 国土交通省 東北地方整備局 郡山国道事務所
         技術副所長 寺舘 和夫(内線205)
         管理課長  今野 悟 (内線431)
         郡山市安積町荒井字丈部内28−1
       TEL.024(946)0333(代表)