記者発表資料
平成18年8月22日
雄物川水系(上流)水質汚濁対策連絡協議会
事務局 湯沢河川国道事務所




 

 湯沢市倉内地内文月橋付近で魚のへい死が発見された件で、へい死した魚の検査及び
河川水の水質検査を実施したところ、魚がへい死にいたるような異状は確認されませんでした。

@水質事故日時    8月13日(日)10時頃(発見)
A水質事故発生場所   湯沢市山田地内〜倉内地内付近(松ノ木河川公園〜文月橋付近)
B水質事故概要    へい死した魚は、ウグイ、オイカワ、アユなど数十匹。
C検査結果              雄物川水系(上流)水質汚濁対策連絡協議会事務局である湯沢河川国道事務所が、
           下記機関に検査を依頼。
           (1)へい死魚の魚病の検査(秋田県農林水産技術センター水産振興センター)
                           細菌、寄生虫、ウイルス以外の原因でへい死したものと推察され、魚病が死因
             ではないと判断(別紙1)。
                     (2)河川水の水質検査(横手保健所)          
             重金属を含む12項目を検査したが、魚がへい死にいたるような異状は確認さ
             れなかった(別紙2)。
Dその他       へい死魚が発見された後、河川巡視による監視を行ってきたが、新たなへい死魚の発
          見や、異臭等の異状は確認されなかった。また、普通に泳ぐ魚影も当該箇所にて確認
          されており、現時点において魚が生息するうえでの特段の問題は見つかっていない。
E今後の対応         明確な原因は不明であるが、当面の間、水温の上昇及び水質等について、現地の監視
          を行っていく予定。

          別紙はこちら(114KB)


発表記者会 : 横手記者会、秋田魁新報社湯沢支局


問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所
   TEL 0183-73-3174(代表)
   副所長(河川) 横山 喜代太(内線204)