三陸道「救急車退出路」　迅速・安静・安全な搬送を実現・実感 "宮城県初"の運用開始から１ヶ月　～利用状況･救急隊員アンケート結果～

三陸道「救急車退出路」　迅速・安静・安全な搬送を実現・実感
"宮城県初"の運用開始から１ヶ月　～利用状況･救急隊員アンケート結果～

　本年５月15日に運用を開始した、三陸道「救急車退出路(石巻赤十字病院)｣について　運用後１ヶ月間の利用状況･救急隊員アンケート結果を報告します。
　◇ １ヶ月間の利用回数：４４回（日平均１.５回）
　◇ 救急隊員の実感として、｢救急搬送時間短縮･救急医療圏拡大｣のみではなく
　　｢搬送患者の身体的･精神的負担の軽減｣、｢救急車運転手の心労軽減･交通安全」に
　　関して高い評価。
　◇ 一方救急隊員の改善要望としては、｢夜間は、救急車退出路の退出口が判りにくい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢三陸道で部分的に段差があるので補修を要望」など
　　　　　改善要望については関係機関との調整を経て早急に改善する予定。
　◇ 当初、利用対象としていた消防署等に加えて、｢公立志津川病院｣や｢航空自衛隊　　　　　　
　　松島基地｣などから利用要望が出され新たな利用機関が増加。
　三陸道は今後の延伸整備により｢命をつなぐ道｣として更なる救急医療圏拡大が期待されます。