記者発表資料 |
平成18年6月13日 |
岩手河川国道事務所 |
八幡平山系土砂災害危険箇所の点検結果について |
梅雨等による豪雨が発生し、土砂災害の危険性が増す時期にさしかかりますが、岩手河川国道事務所では、八幡平山系の直轄砂防事業管内における土砂災害危険箇所および砂防施設等を対象に、6月6日から8日までの3日間に渡り点検を行いました。 この結果、緊急的に対応が必要な箇所は確認されませんでしたが、今後とも大雨や地震後に継続して点検を行う予定です。 |
1.点検実施日時と参加人員について 6月6日八幡平市方面、7日雫石町葛根田川方面、8日雫石町橋場方面の土砂災害危険箇所 および砂防施設など、合計40箇所を点検。 危険箇所点検は、砂防ボランティア岩手県協会の協力のもと、岩手県および地元市町村 (八幡平市、雫石町)職員など延べ50名の参加で行いました。 点検を要する土砂災害危険箇所一覧はこちら(88KB) 土砂災害危険箇所位置図 その@(237KB) そのA(266KB) そのB(205KB) 2.点検対象と点検結果について ◆砂防完成施設の箇所 点検数16箇所:破損等の異常は確認されませんでした。 ◆過去に災害が発生した箇所 点検数 3箇所:危険な状況は確認されませんでした。 ◆地すべり危険箇所 点検数 5箇所:現在は異常は認められませんが、豪雨発生後や地震後には再点検が必要 と判断されます。 ◆土石流危険渓流 点検数16箇所:豪雨発生時には、土石流やがけ崩れが発生する危険性もあるため、広報 誌等で地域住民への周知が必要と判断されます。 3.点検後の措置および今後の対応 点検参加者の個別点検表についてとりまとめ、関係機関へ周知するとともに、豪雨発生後 (総雨量80mm以上で砂防施設、総雨量120mm以上で土石流危険渓流等を点検)および 地震発生後(震度4以上で砂防施設、震度5以上で土石流危険渓流等を点検)には、今回点検 した箇所について再点検を行い、今後とも異常の有無を確認します。 <記者発表会:岩手県政記者クラブ> |
初日(6月6日)イーハトーブ火山局にて |
赤川第1砂防えん堤の点検状況 |
葛根田川第1砂防えん堤の点検状況 |
問い合わせ先 |
国土交通省 岩手河川国道事務所 盛岡市上田4丁目49−1 電話 019−624−3131(代) 工務第一課長 長内 伸夫(内線331) 建設監督官 佐々木克也(内線544) |