記者発表資料 |
平成18年6月8日 |
東北地方整備局 |
国際物流基幹ネットワークの対象路線を選定しました 〜今後、国際標準コンテナ車の通行可能な路線を拡大していきます〜 |
○ 国土交通省では、効率的な物流ネットワークを構築する観点から、現在の供用区間を対象に、国際標準コンテナ車(フル積載時:重さ44t、高さ4.1m)の通行を可能とすべき、高規格幹線道路をはじめとする幹線 道路ネットワークである「国際物流基幹ネットワーク」約29,000q(うち東北では約3,430q)を選定しました。(別添1、別添2、別添3参照) ○ このうち、トンネルの高さ不足等の物理的な支障により、現在、国際標準コンテナ車が通行出来ない区間(国際コンテナ通行支障区間※)が東北では約110q(4区間)あります。(別添4参照) これらの区間については、バイパス整備等の対策事業により早急に解消を図ってまいります。 ○ また、引き続き物流のニーズを踏まえつつ、関係機関と協力して迅速かつ的確に国際標準コンテナ車が一定条件のもと通行可能となる道路(重さ・高さ指定道路)の拡大を進めてまいります。 |
○ 近年、世界的な傾向にも見られるとおり、日本の国際標準コンテナによる輸出入も大幅に増加しており、港からの陸上輸送にあっては、そのほとんどを海上コンテナ用セミトレーラ(フル積載時:重さ44t、高さ4.1m)によっているなど、自動車輸送の役割は非常に重要です。 ○ しかしながら、橋梁の強度やトンネルの高さの問題等により物流上重要なルート上においても通行が制限されるなどの区間が存在するため、迂回や積み替えなどにより時間やコストが増加するなど、国際競争力強化の観点からも大きな課題となっています。 ○ 今後は、国際物流基幹ネットワークを選定することにより、重さ・高さ指定道路が拡大され、国際標準コンテナ車の通行可能道路の拡大と、重さ25t、高さ4.1m以下の車両の許可不要道路が拡大される(未指定道路は重さ20t、高さ3.8mまで)ことになります。 ※国土交通本省でも同時発表しております。 <発表記者会:宮城県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会> |
問い合わせ先 |
国土交通省東北地方整備局 道路部道路計画第二課 課 長 伊藤 友良(内線4251) 建設専門官 森 日吉(内線4256) 〒980-8602 仙台市青葉区二日町9番15号 TEL 022-225-2171 |