記者発表資料 |
平成20年11月18日 |
岩手河川国道事務所 |
地元小学生と共同で行うチョウの移植作業 〜 一般国道106号都南川目道路における昆虫の保全対策について 〜 |
国土交通省 岩手河川国道事務所では、一般国道106号都南川目道路による環境保全対策の一環として、環境省のレッドリストにおいて準絶滅危惧に分類されている「チョウ(幼虫)」の移植作業を実施します。 これに伴い、今回の移植作業を地元盛岡市川目小学校の全校児童にお手伝いしていただくことになりました。 ※今回の移植対象種は、環境省レッドリストで準絶滅危惧(岩手県版レッドデータブック:Cランク)に分類されるため種名は伏せております。 |
◆概 要 一般国道106号都南川目道路は、宮古から盛岡を結ぶ地域高規格道路「宮古盛岡横断道路」の一部を構成する、盛岡市川目から盛岡市手代森に至る延長6.0kmの道路です。 本事業では平成13年12月に作成された環境影響評価書において、動物の環境保全処置として現場内に生息するチョウが保全対象となっています。これらの幼虫はエゾエノキの葉を食草としており、今回の移植は現場内に生息するこれらを他のエゾエノキへ移植をするものです。 この移植作業について、地元盛岡市の川目小学校の児童にお手伝いしていただくことになりました。この様な移植作業を通して、子供たちの住む地域に貴重な自然環境が存在していることや、それらの自然環境を保全していくことの大切さを理解していただきたいと考えています。 ◆チョウ(幼虫)の移植 開催日:平成20年11月25日(火) 8:45〜11:45 参 加:盛岡市立川目小学校の全校生徒(45人) 場 所:盛岡市川目第5地割 都南川目道路(田の沢工区) 内 容:小学生が現場内のエゾエノキ周辺に生息しているチョウ(幼虫)を捕まえ て、記録および観察を行います。その後、捕まえたこれらを他のエゾエノキ へ移植します。 ※事前学習の開催:平成20年11月19日(水)10:40〜11:25 川目小学校の音楽室に て、11月25日の作業の事前準備として、「チョウの引っ越し」につ いての事前学習を開催します。 (添付資料) ○ 一般国道都南川目道路位置図(チョウの移植実施箇所)・・・ 資料1(642KB) ○ チョウの引っ越し作業(イメージ)・・・・・・・・・・・・ 資料2(290KB) <発表記者会:岩手県政記者クラブ> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 盛岡市上田四丁目2-2 副所長(道路):木我 茂 調査第二課長:木村 恭一 019-624-3196(調査第二課直通) |