EE東北

過去のEE東北

EE東北’12


EE東北'12

「EE東北」の「EE」とは、Engineering Exhibition(エンジニアリング・エキジビション)の略で、
「新技術を広く公開する」という意味です。

「EE東北’12」は「世界が驚く復興目指せ!新技術が築く未来の東北」をキャッチフレーズに、 平成24年10月24日(水)と25日(木)の2日間、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで2年ぶりに開催されました。
今回は過去最大規模の295の出展者、661技術の展示が行われ、過去最多の9,760人(10月24日:5,410人・10月25日:4,350人) の来場者を迎え、会場は熱気に包まれました。

 EE東北が初めて開催されたのが1990年。 今回2年ぶり22回目の開催となるEE東北は、産学官一体となって建設事業に係わる新材料・新工法その他、時代のニーズに対応し 開発された新技術を公開し、その普及を図ることにより、技術開発を促進するとともに、良質な社会資本整備を通じて 地域の発展に寄与することを目的として開催される東北を代表する新技術展示会です。

 今年は従来設定されていた6つの技術分野に新たに「復旧復興の技術分野」を加えた7つの技術分野を設定し展示が行われました。

技術分野
1.復旧復興           169技術
2.建設段階           153技術
3.維持管理           131技術
4.点検診断・モニタリング等    24技術
5.建設副産物・リサイクル等    29技術
6.防災・安全等         120技術
7.その他共通           35技術

出展技術数 661技術 (出展者数295社)
うちNETIS登録技術数337技術

 さらに出展技術の中から「復旧復興」(13技術)、「建設段階」(8技術)、
「維持管理」(8技術)、防災安全(8技術)のテーマに分かれて出展技術の
プレゼンテーションが行われました。

開会式

開催初日の24日(水)夢メッセみやぎコンコースにおいて、開会式を開催しました。

開会宣言
東北地方整備局
森企画部長
主催者挨拶
東北地方整備局
徳山局長
来賓挨拶
国土交通省 総合政策局
公共事業企画調整課
安藤課長
テープカット

10月24日(水)~25日(木)新技術展示会

屋内外展示場の各出展者ブースでは、各社の新技術についての説明・実演が行われました。また、会場には高校生、専門学校生、大学生が見学に訪れ(10校698名)、普段の授業では得られない新技術や新工法に触れていきました。


10月24日(水)~25日(木)新技術プレゼンテーション(会場内特設ステージ)

開催中の2日間「復旧復興」、「建設段階」、「維持管理」、
「防災安全」の4つのテーマに沿った37の新技術の
プレゼンテーションが行われました。

EE東北’12新技術プレゼンテーション一覧

10月24日(水) 発表技術数20技術
 「復旧復興」 6技術
 「建設段階」 4技術
 「維持管理」 5技術
 「防災安全」 5技術

10月25日(木) 発表技術数16技術
 「復旧復興」 7技術
 「建設段階」 4技術
 「維持管理」 3技術
 「防災安全」 3技術




東日本大震災特設コーナー

 今回のEE東北’12では、昨年発生した東日本大震災の記憶を風化させないため、屋内・屋外展示場に「東日本大震災特設コーナー」を設置、パネル展示やDVD上映、震災時に活躍した排水ポンプ車や衛星通信車の展示、震災被災物の展示が行われました。


産学官一体となったEE東北

大学展示では、前回に引き続き東北大学、宮城大学、東北学院大学から研究室ごとの研究成果についての出展がありました。また東北地方整備局からは、「ITSスポットサービス」(道路部)、「ライン型ロードヒーティング」「空輸対応型ICTバックホウ」(東北技術事務所)、「港湾・空港における津波・地震対策」(仙台港湾空港技術調査事務所)についての出展がありました。


開催を終えて

 東日本大震災発生以降初、2年ぶりの開催となりました「EE東北’12」は過去最大規模での開催となりましたが、 多くの出展者及び来場者の皆様のご協力により盛況の内に終了することができました。
今後、さらなる東北からの新技術の発信や、今回新たに追加した「復旧復興の技術分野」等の広い分野の新技術を現場で 活用していただけるような取り組みを次回開催の課題として準備を進めてまいります。
 これらの新技術は現場のニーズから生まれ現場で活用されることで普及するものです。
「EE東北」で実感された新技術を皆様の業務の中で活用していただき、良質な社会資本の整備、 そして一日も早い東北の被災地復興に繋がることを期待します。

日 時 平成24年10月24日(水) 10:00~16:30
平成24年10月25日(木)  9:30~15:00
場 所 みやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ)
 宮城県仙台市宮城野区港3丁目1-7
アクセスマップ

【無料シャトルバス時刻表】
内 容   

 EE東北’12は「(社)全国土木施工管理技士連合会 継続学習制度(CPDS)のガイドライン」に基づき認定されたプログラムです。 (プログラム番号は10/24:183575、10/25:183574 です。)
〔※受講証明書発行受付は当日会場にて行いますが、受付時間は10月24日は開場から13:30まで、10月25日は開場から12:00までとなりますのでご注意ください。〕


◆主催
 「EE東北」実行委員会(委員長:東北地方整備局 企画部長)

(構成団体名)
社団法人日本建設業連合会東北支部、一般社団法人日本道路建設業協会東北支部、一般社団法人日本建設機械施工協会東北支部、 (中間法人)全国コンクリート製品協会東北支部、一般社団法人全国特定法面保護協会東北地方支部、東北建設業協会連合会、社団法人東北建設協会、 社団法人日本埋立浚渫協会東北支部、一般社団法人建設電気技術協会東北支部、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、 東日本高速道路株式会社東北支社、東北地方整備局

◆後援
公益社団法人土木学会東北支部 、一般社団法人建設コンサルタンツ協会東北支部、一般財団法人日本建設情報総合センター、財団法人先端建設技術センター、河北新報社、 日刊建設工業新聞社東北支社、株式会社日刊建設通信新聞社東北支社、日刊建設産業新聞社、株式会社建設新聞社、宮城県赤十字血液センター