一般国道289号 甲子道路 Route 289 rood kashi

トンネル施工概要

【掘削方法】
掘削方法は大別して、機会掘削と発破掘削方法があります。甲子トンネルは、全体的に硬質な玄武岩質溶岩や安山岩質貫入岩及び花崗岩からなっており、比較的硬質な地質であることから掘削工法は、支保工をNATMとする「発破掘削」で計画しています。

NATM
※New Austrian Tunneling Method の略でNATMは吹き付けコンクリートや鋼製支保工、ロックボルトを支保部材として安定度の高いトンネルを経済的に建設できる優れた工法として各地で施工されています。

【掘削工法】
比較的硬質な貫入岩部分や地山の良好な区間で「補助ベンチ付全断面工法」を採用する予定です。また、坑口部などの土被りが薄い区間などは、「上部半断面工法(上下半交互併進」を採用する予定です。

標準支保パターン図


施工順序及びサイクル

補助ベンチ付全断面工法



[戻る]