一般国道289号 甲子トンネル(西郷工区)工事の建設機械 Route 289 rood kashi

●ドリルジャンボ
トンネル工事用に開発された機械で爆薬装填、ロックボルト打設時のせん孔作業や、支保工建て込み、金網設置などトンネル掘削時の作業に幅広く使用されています。

●吹付ロボット
トンネル掘削直後の崩落防止や掘削面の緩みを防止するためのコンクリートを吹きつけする機械です。吹き付け作業はリモコン操作により行われます。吹付されたコンクリートは「急結材」という材料が混ぜられており、瞬時に固まります。

●ホイール式トラクターショベル
  (サイドダンプ方式)

ズリ積機はトンネルや地下坑道の掘削作業で破砕されたズリを運搬機械に積み込む為の機械です。狭いトンネル構内での作業のため横にいるダンプの荷台に積み込みができる「サイドダンプ装置」や機械の真ん中で折れ曲がるなどの工夫がされています。

●重ダンプトラック
トンネル坑内から掘削したズリを搬出するためのダンプトラックです。普段見かけるダンプトラックは10t積ですがこの機械は25t積みです。一般道路は走向出来ませんのでトンネルから搬出した掘削ズリは10t積みのダンプトラックに積み替えして現場外に搬出しています。

●油圧ショベル(トンネル仕様)
「作業スペースが狭い」「粉じん(ほこり)が多い」などのトンネル坑内の特殊な作業条件に対応した油圧ショベルです。運転席は掘削時の爆破により飛来する岩塊による破損を考慮してガラスではなく鉄網で覆われています。

●油圧ブレーカー
爆破による掘削後に落ちそうな岩を取り除いたり、掘削面の整形をしたりします。

●トラックミキサー車
現場内のコンクリートプラントで作られた生コンを坑内の最先端の掘削面まで運搬します。


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