用語集

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サービスエリア(SA)
主として高速自動車国道に設けられる休憩施設の一種。休息、食事、車の点検整備、給油などのために、駐車場、緑地のほか、便所、給油所、修理所、食堂、売店、無料休憩所などの各種施設が設けられる。高速自動車国道ではおよそ50kmおきに設けられている。
最高水位【サイコウスイイ】
洪水が起きた時、ある場所で一番高くなった水の高さ。
酸性雨【サンセイウ】
通常、太陽エネルギーにより蒸発した水は、大気中の炭酸ガスが溶けこんで平衡状態にあるとき、pHは5.6となる。このpH5.6以下の雨を酸性雨と呼ぶ。雨を酸性側に導く物質としては、工場や火力発電所から排出される硫黄酸化物(SOx亜硫酸ガスと無水硫酸)並びに自動車等の排気ガス中等に含まれる窒素酸化物(NOx一酸化窒素と二酸化炭素)等がある。これらが、雲内において太陽エネルギーによる一連の光化学反応により、硫酸、硝酸となるといわれている。これらの物質は雲の移動により長距離輸送される。すなわち、発生源が近くになくても、酸性の雨が降ることがあり得るため、対策が困難なものとなっている。国内での被害事例は際だったものは少ない。東北技術事務所の観測では、初期降雨ほどpHが低い傾向にあることがわかっている。
サンドマット(工法)
軟弱地盤上に厚さ(一般的に0.5~1.2m程度)の透水性の高い砂層を施工し、軟弱地盤上の沈下のための荷重、バーチカルドレーン工法の上部排水層や建設機械の走りやすさ確保などのために利用される。

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敷均し【シキナラシ】
土木作業の種別のひとつで、搬入された土砂を平らに均すことをいう。
支川【シセン】
本川に合流する河川。
支川・図
支承【シショウ】
橋の上部構造(車や人が乗る部分)と下部構造(橋台、橋脚)の接点にあって、上部構造の反力(重さや力)を下部構造に安全に伝達する機構をいう。
支承・写真
遮音壁【シャオンヘキ】
空気伝搬音を減衰させる目的で、音源と受音点との間に設けられる壁で、道路交通騒音対策の一つとして利用されている。
社会資本【シャカイシホン】
道路・港湾・鉄道・通信・電力・水道など公共諸施設のこと。
重要水防箇所【ジュウヨウスイボウカショ】
洪水の時に危険が予想され、見回って点検することが必要な場所。
重力式アーチダム【ジュウリョクシキアーチダム】
山あいのせまいところにつくられるダム。ダム自体の重さと、左右の岸とかたい地面とによって水を支えている。コンクリートで作られたダムで、重力式コンクリートダムとアーチダムの両方の特性を備えたダム。
重力式コンクリートダム【ジュウリョクシキコンクリートダム】
コンクリートで作られたダムで、貯水池からの水圧をダムの重量で支える形式のダム。コンクリートダムとしては最も一般的なものである。ダムの重量を支えるのに十分な基礎岩盤上に建設することが原則。
重力式ダム【ジュウリョクシキダム】
ダムの重さで大量の水を支えるダム。下が広い三角形をしている。地面がかたいところに作られる。
主桁【シュケタ】
上部構造の主体となり、自重や通行荷重を支えてその力を下部構造に伝達する構造部材。
種子吹付【シュシフキツケ】
種子散布を行う最も簡易な緑化工法。初期生育までの浸食防止効果に乏しく、雨水により法面浸食を受ける場合がある。良質土には施工可能だが、施工時期には注意が必要。
出水期【シュッスイキ】
梅雨時の集中豪雨、台風などの洪水が起きやすい時期。
準用河川【ジュンヨウカセン】
一級河川・二級河川以外の河川で市町村長が指定したもの。市町村長が管理し、二級河川に関する規定が準用されます。
捷水路【ショウスイロ】
河川が弓のように曲がっている部分をまっすぐに直して、洪水を安全に流し下すために削り開かれた人工の水路。
捷水路・図
情報ボックス【ジョウホウボックス】
光ファイバーを収容するための"空間"。光ファイバーは大量の情報を迅速に伝送することのできるネットワークシステム。
浸水【シンスイ】
洪水などで、水に浸かること。家や建物の床にとどかない場合は「床下浸水」、床の高さを越えて水につかり、家や建物の中に水が入り込んだりする場合は「床上浸水」という。

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水位観測所【スイイカンソクジョ】
洪水などの災害に備えるために、場所ごとに決められた高さから水面までの高さを測り、記録している場所。
水系【スイケイ】
河川は、水源から合流をくり返しながら、大きな流れとなって海へ注ぐ。この樹木状の川全体を「水系」という。
水系・図
水衝【スイショウ】
川の流れが集中している状態。
水制【スイセイ】
川岸から川の水に向かってつき出して設けられるもの。流れの向きや速さを変えて、堤防や川岸を守ることが目的。また、船が安全に通ったり、川の水やまわりの自然を守ったりする役割も果たしている。
水素イオン濃度(pH)【スイソイオンノウド(ピー・エイチ)】
pHとは、水溶液中の水素イオン濃度[H+]の逆数の対数をとったものをいう。水の水素イオン濃度は、水中で生ずるあらゆる化学及び生化学的変化の制約要因となっており、また、分析におけるいろいろな化学反応の重要な制約因子でもある。通常河川では、6.0~8.5の間である。
酸性 pH<7
中性 pH=7
アルカリ性 pH>7
水防活動【スイボウカツドウ】
大雨が降り、洪水が起こるおそれがある時、災害を防いだり大きな被害が起こらないようにする活動。
水防警報【スイボウケイホウ】
洪水の時に河川の水位のようすによって発表する警報。
水防団【スイボウダン】
水防活動を行う組織。
水防団待機水位【スイボウダンタイキスイイ】
水位観測所に設けられた基準水位で、水防団が水防活動の準備を始める目安となる水位。※従来は「指定水位」と呼ばれていましたが、平成19年に見直されました。
水路工【スイロコウ】
斜面の崩壊、浸食を防止するために、外部からの侵入水、内部の地表水などを斜面外に早く排水するよう設ける工法。
スローフード
食生活を見直そうとする運動。伝統的な食材や料理を守り、質の良い食材を提供する小生産者を保護し、消費者に味の教育を行う。イタリアで始まった運動が世界的に広まった。また、運動を進める同名の非営利組織がある。スローフード運動。

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生物化学的酸素要求量(BOD)【セイブツカガクテキサンソヨウキュウリョウ(ビー・オー・ディー)】
BODとは、水質汚濁を示す代表的な指標で、溶存酸素(DO)の存在する状態で、水中の微生物が増殖呼吸作用によって消費する酸素をいい、通常20℃、5日間で消費されたDOで表す。有機物量のおおよその目安として使われ、水の有機物汚染が進むほどその値は大きくなる。自然現象を利用した測定であり、自然浄化能力の推定や生物処理の可能性等に役立つ。
しかし、化学工場排水や一部の合成有機化合物は測定対象に含まれない。魚類に対しては、渓流等の清水域に生息するイワナやヤマメなどは2mg/L以下、サケ、アユなどは3mg/L以下、比較的汚濁に強いコイ、フナなどでは5mg/L以下が必要とされている。対象は、河川。基準値は、類型により異なり、1~10mg/L以下と定められている。
堰【セキ】
水をためたり、水を分けて流したり、潮を止めたりなどの目的で、川を横切ってもうけられるもの。
洗掘【センクツ】
激しい川の流れが河岸や堤防にぶつかって、土が削り取られること。
前線【ゼンセン】
寒い空気のかたまり(寒気団)と暖かい空気のかたまり(暖気団)の境目の線。風向きや風速の変化、雨降りをともなっている。

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総雨量【ソウウリョウ】
降り始めから降り終わるまでに地上に降った雨の量。すべて地上にたまったものとして、その深さをミリメートルで示す。
側道【ソクドウ】
主街道の脇を通る間道。
ゾーンバス
路線を団地内を回る支線バスと幹線を往復する基幹バスに分けバスターミナルを設けて乗り換えをすることでバス交通の効率化を図るシステムである。

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