岩手県の北上川水系の水位はすべて警戒水位を超えた。最高水位が最も低かったのは和賀川の九年橋の3.23m。このピークはおおむね最高水位が16日に集中する中、前日の15日に記録された。16日の最高水位で最も低かったのは寺林で3.30m。この日は10mを超える水位が並んでいて、トップは16日17時の狐禅寺。普段の川の深さである零点高の約2.6倍もの水位上昇を見せた。記録は17.58m。これは戦後最大の水位である。