東日本大震災被災地における行政サービス補完活動支援モデル事業の活動報告
東日本大震災により東北地方太平洋沿岸部を中心に未曾有の災害が発生し、
多くの尊い生命・財産が失われると共に、最前線で災害対応を実施すべき地
方公共団体までも甚大な被害を受けることとなり、本来あるべき行政機能の
低下等様々な支障が生じました。
そこで、被災地等における市町村と連携・協働した行政サービスの補完の
具体的な活動に関するモデル事業を「新しい公共」の担い手となる団体に実
施していただくこととしました。
今般、本事業を受託したNPO法人水守の郷・七ヶ宿から活動報告が届きました
ので概要をお知らせします。
受 託 者:特定非営利活動法人 水守の郷・七ヶ宿
事 業 名:「石巻市北上町における多機能住民サポート事業」
活動場所:石巻市北上町十三浜地内
活動期間:平成23年9月17日〜平成24年2月29日
活動内容
活動1:代行サービス
@買物代行
Aインターネット等を利用した情報収集代行
B支所での書類取得代行
活動2:コミュニティーセンターの設置・運用
@お茶のみの場
A支援物資の交換
B写真ギャラリー、交流拠点
C市民農園
D倉庫
Eボランティアのコーディネート
○活動拠点の提供など行政の協力もあり、地域に根付いた活動となりました。
○代行サービス等を機に住民のニーズを拾い上げた結果、高齢者居住住宅へのインター
ホンの整備や地区内の
郵便ポストの設置など、行政との橋渡しとなりました。
○コミュニティーセンターを「多面的な機能をもたせた場」として提供することにより、
交流の場をはじめ、より柔軟な
形で地域内外の住民をつなぐ架け橋となりました。
本事業により、石巻市北上町十三浜小指・相川地区の仮設住宅における内外の交流と
コミュニティー創生に寄与することができました。また、地域の要望もあり代行サービ
スを継続して実施していくとのことです。
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