「新しい公共」取組み事例

地域見守りハンド・イン・ハンド事業

団体名

社団法人 青森県防犯協会連合会
五所川原地区防犯協会
 

ホームページ

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所属/ 担当者名

事務局長 木村純一
 

連絡先

電話 017-777-5959

活動地域

青森県五所川原市
 

 

活動地域の概要

【位置図】

【人口推移〜青森県及び五所川原市】

青森県の人口動向は、平成11年以降「少子化」及び「高齢化」の進行により減少に転じ、年々減少幅が拡大している。
また、本モデル事業実施地区である五所川原市においても、県同様に人口減少が進み、平成17年の市町村合併により、一時増加に転じたものの、翌年からは再び減少傾向が続いている。

人口減少の原因分析(五所川原市での分析) 少子化、人口流出など複雑な要因が考えられるが、五所川原市の場合は自然減と分析されている。

活動地域の課題

前記のとおり、県内の人口は減少しており、「少子化」に歯止めがかかっていない厳しい現状を踏まえ、安心して子どもを育てられる生活環境の整備が必要である。

活動の内容

平成20年度
 9月18日(木)に五所川原市南小学校において地域安全マップ作成講習会を実施し、地域安全マップの提唱者である立正大学小宮教授及び同ゼミ生を講師に、小学生による地域安全マップ作成を実施。
 講習会では地元町内会及び教育関係者、防犯ボランティアの参加を頂き、小学生が地域安全マップを作成中には、別室において「子どもを犯罪から守る〜犯罪機会論と地域安全マップ〜」と題した講義を実施。
 講習会参加者へは、講習会修了証及び講習会を題材とした広報ビデオを交付し、地域安全マップ作成指導者としての活動を依頼。

活動の成果

平成20年度
 モデル事業実施後、県知事部局(県民生活文化課)において、防犯、交通安全及び消費生活に関する総合的な研修会「地域活動リーダースキルアップ研修」を平成21年から2カ年事業として実施することで決定し、平成21年は弘前市において地域住民による地域安全マップ作成研修会を開催することとなった。

【県主催の地域活動リーダースキルアップ研修会の実施状況】

平成21年度
 県知事部局において実施した「地域活動リーダースキルアップ研修」に参加した弘前市役所が主催の「地域安全マップ作成事業」が開催されるなど、本モデル事業の取組みが他地域へ波及してきている。

【弘前市主催の地域安全マップ作成事業の実施状況】

【県主催の地域活動リーダースキルアップ研修会の実施状況】

【弘前市主催の地域安全マップ作成事業の実施状況】

今後の課題及び展望

課題
 本モデル事業の目的である「子どもの安全確保を通じたコミュニティの再生」のためには、育成された各地域のリーダーを中心とした自主的な「地域安全マップ作成」が継続して行われることが必須であり、各地域において広く地域安全マップ作成が実施されるように継続的な各種支援を継続する必要がある。

展望
 県民に対し、地域安全マップ作成による地域防犯力の向上やその効果及びコミュニティの再生となることを広報するとともに、自主的な地域安全マップ作成が県下に拡大、定着するように働きかけを継続していく。


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