第7回 東北の地域と社会資本を考える懇談会 

    本懇談会は、東北に暮らす人々の視点に立って、東北の自然・歴史・文化などの、東北の「強さ」「個性」を活かした地域づくりの目指すべき将来像(目標、戦略、重点施策など)について、検討を行っているものです。

  と き :平成14年3月25日(月)

15:00〜17:00

  ところ:仙台市内

    ホテル仙台プラザ 3F松島の間


「東北の地域と社会資本を考える懇談会」 委員名簿

役  職

氏    名

 現    職

座 長

  森杉 壽芳

 東北大学大学院 情報科学研究科 教授

委 員
(五十音順)

 







  一力 雅彦
  稲村  肇
  牛尾 陽子
  大滝 精一
  大堀 英俊
  大山 健太郎
  岡田 正意
  香取  薫
  小松 弥生
  佐藤  潤
  鈴木  浩
  本間 利雄
  水戸部 浩子

 河北新報社 常務取締役編集局長
 東北大学大学院 情報科学研究科 教授
 鞄。崎快適生活研究所 専務取締役所長
(欠席)
 東北大学大学院 経済学研究科 教授
(欠席)
 (社)東北経済連合会 常務理事
 アイリスオーヤマ梶@代表取締役社長
(欠席)

 日本銀行 仙台支店長
 弘前大学人文学部 教授
(欠席)
 文部科学省 初等中等教育局 幼児教育課長
(欠席)
 潟zテル佐勘 代表取締役

 
福島大学 行政社会学部 教授(欠席)
 
本間利雄設計事務所・地域計画研究室 代表取締役
 荘内日報社 論説委員


 

   第7回懇談会の内容    

 まず、東北の 「東北の地域づくりビジョン」中間報告(案)について、事務局から説明。

 各委員から、中間報告(案)に対して、フリーで討議して頂きました。

 会議資料、及び各委員からの主な発言内容は以下のとおり。

 

会議資料
[PDFファイル]

資料−1 中間報告(案)  (全11ページ)
資料−2 資料編 関連図表  (全16ページ)
資料−3 資料編 意向調査結果  (全26ページ)

 ■各委員からの発言要旨 

 東北の絶対のキーワードは、「山河」。奥羽山系、それぞれの山と川。大都市の物まねでないものを、東北は創って行かなくてはならない。本文の「中小都市と農山漁村と周辺の自然環境の一体的整備」は如何か。それぞれの個性ある整備が必要ではないか。

 9項目について、少し整理してはどうか。「強い東北をつくるもの」、「美しい東北をつくるもの」、「そういう社会資本をつくるためのもの」の3つに分類できないか。

 自然の豊かさと快適性、そして利便性が共存するのが東北の特性。そのために多様性を発揮しながらネットワークを強めていくのが新しい東北の姿。そういう東北らしさを提言の中でもっと強く訴えるべき。

 自然や環境の保全を明らかに示したい。東北の自然、特に中小都市、農村など、全体の自然環境あるいは、手の入った環境をどうするか。これはまさに百年の計。

 きちんと歴史を残したまちは、産業も経済もそれなりに発達している。歴史というものはきちんと残さない限り、精神的文化として進展しない。長期計画を立てるときには、その地に住む人がどのように公的価値を高めていくのかが重要。「調和させていく公的価値」こそが東北に相応しいのではないか。

 スピードアップがなぜ必要なのか。これは、外に環境変化や需要というものがあるからである。経済の場合はどうしてもグローバルな世界の中で、その需要に合わせて行かなくてはならない。しかし、まさに固有名詞としての「東北の山河」にマッチした広義での景観を創っていくためには、需要ではなく、人々の営みにあわせた百年の計が必要であろう。

 東北というエリアに住む人々の生きざまを前段で示したい。広大な山河と共に生きる喜び、後世に伝えたい文化遺産といったもの。また、広く薄く点在する産業がグローバル競争の中で勝ち抜いていかなくてはならないといったハンディなど。こういうことを前提に、こういった社会資本整備が必要だといった提言を結びたい。

 「強い」と「美しい」。具体策を載せてわかりやすい提言を。

 東北の誇るべき環境が、大きな破壊の危機にある。「保全」というだけでは、大切な東北の自然は守れない。

 

 事務局:今回の議論を踏まえ、座長一任にて内容をとりまとめ、再度各委員の確認を頂いた上で、4月中旬に「中間報告」として座長から提言して頂く運びとなります。

 

                                  以上。(文責:事務局) 

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