平成24年8月3日(金)に行われた、平成24年度東北地方整備局事業評価監視委員会(第2回)
の審議結果についてお知らせします。


【開催概要】
 ・開催日時 平成24年8月3日(金) 13:00〜15:00
 ・場  所  東北地方整備局 二日町庁舎 2階 大会議室
 ・出席者
   委    員 :大久保委員、金沢委員、九戸委員、林山委員、平山委員、堀井委員、

間庭委員(五十音順)
   地方整備局:局長、副局長、総務部長、企画部長、建政部長、河川部長、道路部長、

港湾空港部長、営繕部長、用地部長

 ・委員会内容 
【資料一覧】
   1.開会

2.挨拶

3.審議

 〔道路事業 事後評価〕

   ・一般国道45号 八戸バイパス

   ・一般国道101号 浪岡五所川原道路

〔道路事業 再評価〕

・一般国道106号 宮古盛岡横断道路(都南川目道路)

・一般国道4号 北上拡幅

・一般国道4号 水沢東バイパス

〔営繕事業 再評価〕

 ・仙台第1地方合同庁舎(増築棟)

   4.報告

    〔報告事項 再評価〕

     ・赤川直轄河川改修事業[赤川水系河川整備計画(国管理区間)]

   5.閉会

 


【開催結果】

 東北地方整備局事業評価監視委員会は、平成24年度第2回委員会を平成24年

8月3日(金)東北地方整備局 二日町庁舎において開催し、事業実施者(東北地

方整備局)から再評価対象事業及び事後評価対象事業の関係資料の提出と対応方針

の説明を受け審議を行った。

 審議結果は次のとおりである。

 

1.事業審議について

 ・道路事業 事後評価 審議結果

  @一般国道45号 八戸バイパス

当該事業について「目的に対し、交通混雑の緩和、交通安全の向上、沿道環境

の改善効果を発現している。一方、一部に交通混雑が見受けられることから、

関連事業による交通状況等を踏まえ、今後必要な改善措置を検討」との対応方

針(案)は妥当である。

 

  A一般国道101号 浪岡五所川原道路

当該事業について「更なる事後評価および改善措置の必要はない」との対応方

針(案)は妥当である。

 

 ・道路事業 再評価 審議結果

  @一般国道106号 宮古盛岡横断道路(都南川目道路)

  以上について、対応方針(原案)どおり「事業継続」が妥当である。

  なお、以下の意見があった。

    1)医療面からの走行性の観点、災害時のみならず交通事故発生時の交通止め

の観点からも早期の整備が必要。

2)工事にあたっては、貴重種の保護のみならず、樹木伐採等による地球温暖

化に関する視点にも留意が必要。

3)防災機能や救急搬送に関する効果が非常に高い事業であるが、現在の費用

便益分析の手法ではそれが数値に反映されてない厳しめの評価であること

を明確にすることが必要。

 

  A一般国道4号 北上拡幅

  B一般国道4号 水沢東バイパス

  以上について、対応方針(原案)どおり「事業継続」が妥当である。

  なお、以下の意見があった。

   1)バイパス整備にあたっては、沿道開発に伴い発生する交通によりバイパス

の整備効果が損なわれることがないよう留意すること。

   2)事業を進めるにあたって埋蔵文化財が確認された場合、これまで同様、適

切に対応すること。

  3)水沢東バイパスの死傷事故率の比較の表現がわかりづらいので工夫すること。

 ・営繕事業 再評価 審議結果

@仙台第1地方合同庁舎(増築棟)

  以上について、対応方針(原案)どおり「事業継続」が妥当である。

  なお、以下の意見があった。

1)庁舎を長く使えるような視点や地球温暖化対策に関する視点も必要。また、

仕事の能率性を考慮した執務環境の整備も必要。

 

2.委員会報告事項について

再評価報告

  @赤川直轄河川改修事業[赤川水系河川整備計画(国管理区間)]

    以上について、赤川水系河川整備学識者懇談会による再評価の審議結果報告が

あった。