平成23年3月9日(水)に行なわれた、平成22年度東北地方整備局事業評価監視委員会(第5回)
の審議結果についてお知らせします。

【開催概要】
 ・開催日時 平成23年3月9日(水) 10:00〜12:20

 ・場  所  東北地方整備局 二日町庁舎 2階 大会議室

 ・出席者
   委    員 :井上委員、金沢委員、木村委員、九戸委員、柴田委員、沼倉委員、林山委員
           平山委員、間庭委員、宮城委員(五十音順)
   地方整備局:局長、副局長、副局長、総務部長、企画部長、建政部長、河川部長、道路部長、
           営繕部長、港湾空港部長、用地部長

 ・委員会内容 
【資料一覧】
   1.開会

2.挨拶

3.議事
    道路事業 再評価
        ・日本海沿岸東北自動車道 大館北〜小坂
        ・東北中央自動車道 米沢〜米沢北
        ・一般国道13号 院内道路事業
        ・一般国道45号 尾肝要道路事業
        ・一般国道45号 普代バイパス道路事業
        ・一般国道47号 新庄古口道路事業
        ・一般国道47号 高屋道路事業 

4.閉会

審議結果】

 東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業実施者(東北地方整備局)から再評価対象事業の
関係資料の提出と対応方針(原案)の説明を受け、審議を行った。
 審議結果は次のとおりである。

 道路事業 審議結果


@日本海沿岸東北自動車道 大館北〜小坂
A東北中央自動車道 米沢〜米沢北
B一般国道13号 院内道路事業
C一般国道45号 尾肝要道路事業
D一般国道45号 普代バイパス事業
E一般国道47号 新庄古口道路事業
F一般国道47号 高屋道路事業

以上について、対応方針(原案)どおり「継続」が妥当である。

 

なお、以下の意見があった。

 

1)今回の交通量推計の見直し結果において、道路の整備が遅れている地域の評価が小さくなり、
遅れた地域がますます遅れる傾向にあるのではないか。均衡ある国土の発展、サービスの公平
性という観点からも、このような評価だけでいいのか疑問が残る。
  

2)一方で、今回の厳しい交通量推計の見直しを是とする意見もあり、引き続きこのことについて
本委員会で注視していきたい。
  

3)着手されている事業単位で評価対象が設定されてきているが、着手予定の区間も含めて一つの
区間として事業単位をグルーピングするなど、評価対象とする事業箇所について検討すべき。
  

4)東北中央自動車道 米沢〜米沢北については、福島JCTから米沢北ICまでの区間において
全体B/C=1.2となることも踏まえ、残事業B/Cが1.0を上回っていることから、
「継続」が妥当であると判断する。

 

5)「防災面の効果の大きい事業の考え方」のフローにおいて、使用している用語や定義を整理す
るとともに、再評価資料の「整備効果のまとめ」の記述をもう少し丁寧に記述すべき。
また、道路の開通後の効果もフォローして公表するべき。