東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業実施者(東北地方整備局)から再評価対象事業の
関係資料の提出と対応方針の説明を受け審議を行った。
審議結果は次のとおりである。
1.河川事業 審議結果
@雄物川直轄河川改修事業
A赤川直轄河川改修事業
B阿武隈川水系総合水系環境整備事業
以上について、対応方針(原案)どおり「継続」が妥当である。
なお、以下の意見があった。
1)地域の産業に関する便益の算定にあたり、当該産業の振興を実施する関係機関との連携
をより深めること。
2)TCM法における利用者の増加数の推計について、事業実施地域はもとより、整備内容や
流域の特徴等も考慮した事例を収集し、参考とすること。
2.砂防事業 審議結果
@八幡平山系直轄火山砂防事業(秋田駒ヶ岳)
以上について、対応方針(原案)どおり「継続」が妥当である。
なお、以下の意見があった。
1)住民の安心感増大等のリスクプレミアムについて、便益に含めることを検討すること。