平成18年10月23日に行なわれた、平成18年度東北地方整備局事業評価監視委員会
(第2回)の審議結果について、お知らせします。
 
【開催概要】
 ・開催日時 平成18年10月23日(月) 13:00〜17:00
 
 ・場  所 「ハーネル仙台」3階 蔵王の間
 
 ・出席者
   委   員:稲村委員、今村委員、佐々木委員、佐竹委員、澤本委員、柴田委員、
         鈴木委員、沼倉委員、藤田委員、森杉委員、由井委員
   地方整備局:局長、副局長、副局長、総務部長、企画部長、建政部長、道路部長、
         港湾空港部長、営繕部長、用地部長
 
 ・委員会内容【資料一覧
   1.議事
    (1)再評価対象事業の説明・審議
     〔道路事業〕
      @一般国道6号 仙台東部道路
      A一般国道46号 角館バイパス
      B一般国道106号 都南川目道路
      C一般国道121号 会津縦貫北道路
      D一般国道45号 坂下拡幅
      E一般国道4号 土屋バイパス
      F一般国道13号 上山バイパス
    (2)事後評価対象事業の説明・審議
     〔道路事業〕
      @一般国道4号 杉田拡幅
      A一般国道13号 山形北バイパス
      B一般国道4号 十和田バイパス
      C一般国道13号 刈和野バイパス
      D一般国道108号 小牛田バイパス
   2.その他
   3.閉会

【審議結果】
  東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業実施者(東北地方整備局)から
 再評価対象事業及び事後評価対象事業の関係資料の提出と対応方針の説明を受け
 審議を行った。
  審議結果は次のとおりである。

1.再評価について
  (1)審議結果
    @一般国道6号 仙台東部道路
    A一般国道46号 角館バイパス
    B一般国道106号 都南川目道路
    C一般国道121号 会津縦貫北道路
    D一般国道45号 坂下拡幅
    E一般国道4号 土屋バイパス
    F一般国道13号 上山バイパス
    以上、7事業について、対応方針(原案)どおり「継続」が妥当である。

  (2)なお、以下の意見があった。
    1)交通量の比較的少ない事業について、引き続きコスト管理を厳格に行うと
     ともに、コスト縮減に努めること。
    2)事業の推進の観点から、土地収用法の適切な運用などにより、引き続き用
     地取得のスピードアップに取り組むこと
    3)交通事故減少便益の算定方法について、事故の実態に即した便益となるよ
     う計算モデルを検討すること。

2.事後評価について
  (1)審議結果
    @一般国道4号 杉田拡幅
    A一般国道13号 山形北バイパス
    B一般国道4号 十和田バイパス
    C一般国道13号 刈和野バイパス
    D一般国道108号 小牛田バイパス
    以上、5事業について、「改善措置及び今後の事後評価の実施の必要性はない」
    との対応方針(案)は妥当である。

  (2)なお、以下の意見があった。
    1)事業化年度により事業着手時に費用対効果を算定していない事業についても、
     当初に見込んだ費用や効果を可能な限り検討すること。
    2)安全で円滑な車道空間の確保の観点から、中央分離帯における堆雪スペース
     の確保など豪雪地帯ならではの道路構造について検討すること。
    3)バイパス整備事業が市街地の拡大及び環境に与えた影響についてフォローする
     こと。
    4)事業実施後に地域の活性化が図られた事例についても、フォローアップの継続
     に努めること。
    5)当番弁護士は24時間以内に拘置所等に駆けつけるために走り回らなければなら
     ない。被疑者の人権を守る上で、弁護士が素早く駆けつけられるのは道路整備の
     メリットの一つであり、これらの多様な効果を検討してもらいたい。