■きれいな水の生物
カワゲラ
尾は2本で、胸の下面や腹の末端にふさ状のえらがある。 あしの爪は2本。 渓流の石礫の間や、流れがゆるやかで落葉などの蓄積するところに生息する。日本では約150種類が知られている。カゲロウ類とまちがいやすい。
サワガニ
甲らの大きさは20〜40mmで、色は赤味がかったものから青味がかったものまでいる。比較的水深が浅い流れの石の下にいる。腹帯の太いのがメス、長いのがオス。本州で清流に住むカニはこの種類だけである。 (まちがいやすい生物) 海に近い河川では、海からモズクガニがのぼってくるが、モズクガニは、はさみやあしの背に毛が生えている。
ヒラタカゲロウ
あしの爪は1本。尾は長く2本。目が上に付いている。体全体がひらたくカレイのような形。腹の両側に葉状の大きなえらがある。流れの速い清流の石に体を密着させて生活する。
ヘビトンボ
大きな強いアゴを持ち、腹部に糸のような横にのびる長い突起があり、つけ根にえらがある。 肉食性で他の水性昆虫を餌にする。川底の石の下にいる。
ナガレトビケラ
体は細長いイモムシ状、あしは3対。腹の色はうすく、やや緑がかる。頭と前胸が固くなっているが他は軟らかい。 肉食性の種類が多く、上流の水温の低い、水のきれいなところにいる。幼虫は、網や巣をつくらずに石の上や間を歩く。
ヤマトビケラ
体は太くイモムシ状。あしは3対。色は褐色。頭と前胸が固くて茶色。 亀の甲のような砂つぶの巣をかついでいるのですぐわかる。巣の下面には頭と尾を出す穴がある。
ゲンジボタル
体は黒色で、胸の一番前の節(頭のように見える)に、トランプのスペードの模様がある。 ヘイケボタルはよく似ているが、ゲンジボタルの方が大きい。ヘイケボタルは十文字の模様がある。
カワニナ
殻は細く、長い。殻の丈夫がかけているひことが多い。(殻高15mm〜30mm) 殻の表面は黄褐色または黒褐色でざらざらしている。石に付着していることも、砂泥底にいることもある。
オオシマトビケラ
頭から胸にかけて固く、濃い色である。他は茶色から緑色ででやわらかい。腹部下面にはブラシ状のえらがある。頭が平たいのが特徴。幼虫もさなぎも石粒などを用いた固着の巣で過ごす。
ヤマトシジミ
二枚貝。 殻面は幼貝で緑青色。成長すると黒色。 少し海水のまじった汽水域にすんでいる。
コオニヤンマ
赤褐色の著しくへん平な広葉状あるいはうちわ状の体形をしている。 流れの比較的穏やかな淀みの底で生活している。
スジエビ
黒褐色の縞模様がある。