北上川水系

砂防事業の概要

 北上川水系の直轄砂防事業は、岩手県の南西部の胆沢町を流れる胆沢川の流域で昭和25年から実施されてい ます。胆沢川は奥羽山脈の焼石岳を源として胆沢町を東に流れ、水沢市付近で北上川に合流する延長約46kmの川 で、下流平野部は岩手県有数の穀倉地帯になっています。胆沢川の砂防事業は、下嵐江地すべり対策事業と一体 で流出土砂の抑制等を行ってきましたが、昭和28年に完成した多目的ダムである石淵ダムの堆砂が計画を大幅 に上回っていたことから、貯水池の埋没防止へと方針を転換し、堆砂状況を勘案しながら砂防ダム等の整備を進 めています。



 
写真左:昭和63年8月の集中豪雨により斜面が滑動し、胆沢川をせき止めた状況
写真右:胆沢川第14ダム