| 阿武隈川水系 ▼松川流域 ▼荒川流域 ▼須川流域 砂防事業の概要 阿武隈川水系の直轄事業は、福島市の西にある吾妻山系を源とする松川、荒川、須川で実施されていま す。砂防事業は明治33年に福島県が荒川流域で着手したのが始まりですが、その後も上流からの土砂流出による河床上昇によって水害が続いたため、昭和11年に直轄事業として着手しました。この地域は数々の温泉が湧き、観光道路も整備されていて多くの観光客が訪れますが、火山地域のため様々な土砂災害の危険性があり、これらを 防止・軽減するために砂防施設の整備が進められています。
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松川流域
松川は奥羽山脈の東大巓に源を発し、福島市街地の北部を流れて阿武隈川に合流する延長約31kmの河川です。流 域の上流部には、姥湯温泉や滑川温泉など多くの秘湯が存在していますが、温泉水の流入により水質は酸性を示 していて水生生物はほとんど確認されていません。上流域では火山噴出物が厚く堆積していて荒廃が激しく、大 量の土砂の生産源となっていて、平成元年には姥湯温泉が土石流に襲われ大きな被害を受けました。また、蟹ヶ沢では平成10年に大規模な地すべり活動が活発化し、下流域への被害が懸念される事態が生じました。こ れらの土砂流出による福島市街地等への洪水被害を防止するため、昭和25年から直轄事業に着手し、砂防堰堤等の整備を進めています。
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荒川流域
荒川は東吾妻山等を源として急勾配で山を下り福島盆地で扇状地を形成して福島市街地の南部を流れて阿武隈 川に合流する延長約30kmの河川で、中流域に土湯温泉があります。この流域の上流部では温泉作用を受けた地盤が 崩壊を起こしやすく、大量の土砂生産源となっており、昭和11年から直轄事業に着手し、砂防堰堤等の整備を進めています。 写真上:土湯温泉と荒川流路工 写真下:荒川遊砂地整備箇所▲画面上部へ戻る |
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須川流域
須川は一切経山付近に源を発し福島市の福島盆地の西部で荒川に合流する延長約17kmの河川で、流域には微温湯 ・高湯・信夫温泉等が点在しています。また、流域の地質は火山噴出物などで浸食を受けやすく、大雨の度に多量の土砂が流出しています。これらに起因する水害や土砂災害から福島市街地等を守るために昭和7年から福島県の砂防事業が進められていましたが、下流部の都市化の進展に伴い、重点的な投資による整備が急務であることから昭和52年度に直轄編入され、砂防堰堤等の整備を進めています。 写真:須川第一ダム完成予想パース ▲画面上部へ戻る |
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